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季節観の会

やぎ2023/12/15 08:55
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二十四節季と七十二候に心惹かれました。
ある当用日記帳の付録ページがきっかけでした。
皆さまにいろいろ教えていただければと思います。

カキコミは御自由です。
コメントに返信は遅くなるかもです。

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#95 やぎ2024/10/18 07:03
蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
秋の虫が戸口で鳴き始める頃。

蟋蟀
この字を元はコオロギと読んだそうです。この字の読みの入れ替わりの経緯には 諸説あり、研究の対象になっているそうです。
“キリギリス”は、コオロギなど秋に鳴く虫の総称だとしているページもありました。

寒くなって虫の命が終わりに近く、だんだん弱って暖を求め戸口の近くまでやってくる様子は淋しいようですが、これは「
晩秋になり、虫が戸口に来るほど秋が深まり、冬が迫っていますよ、冬支度をしましょう」と、促す意味の七十二候なのだそうです。
#94 やぎ2024/10/13 06:12
菊花開 (きくのはなひらく)
菊の花が咲き始める頃。


この頃は、大気の状態が安定して空気が澄んだ秋晴れの日が多くなります。
旧暦9月9日は五節句の一つの重陽(ちょうよう)の節句です。新暦では今頃の10月中旬にあたり、菊の見ごろです。

菊は薬草として奈良時代に中国から伝わったそうです。霊力を持つ花と信じられていました。重陽の節句に菊の花を生けたり、邪気払いに菊の香りを移した菊酒を飲んで、不老長寿を願います。


●五節句とは、
1月7日の人日(じんじつ・古代中国の風習で占いをする日。日本では春の七草粥を食べて、無病息災を願う日)
3月3日の上巳(じょうし・桃の節句)
5月5日の端午(こどもの日)
7月7日の七夕
9月9日の重陽(ちょうよう・新暦9月9日は菊の季節と合わないので、すたれてしまいました)



菊は葬送の花であったり、墓前に捧げる花というイメージがありますが、これは西洋の習慣が日本に入ってきたからだそうです。桜が春を代表する花であるのに対し、もともと菊は日本の秋を象徴する花でした。

花びらを食せば美味、花の姿を鑑賞すれば美麗とごく身近にありながらも、実に奥深く、五感で感じ取れる花です。全国各地の菊花展などに行かれてみてはいかがでしょう。


明治神宮 秋の大祭奉祝 菊花展
会場:明治神宮
開催期間:2024年10月25日(金)~11月23日(土・祝)開催時間:開門から閉門まで 
※10月と11月の開門時間は異なる
(11月3日は明治天皇の誕生日なのだそうです:内閣府HP 各「国民の祝日」について より)



●菊花紋について
菊花紋章きくかもんしょうは、菊の花をかたどった家紋の総称であって、天皇家の家紋というだけではなく、160に近い種類があるそうです。
天皇家の紋や、日本国発行の旅券は十六菊を使用していますが、変種も多く、たとえば自由民主党の党章は、十四影菊に自民字の丸だったりします。

#93 やぎ2024/10/08 06:18
寒露(かんろ)です。
寒露とは草花に降りる冷たい露のことだそうです。
もう晩秋に入りました。夏が終わったばかりのように感じますが・・・。七十二候の記事を拾っていた私には、こうした「ずれ」から気候変動を実感した1年になりました。


鴻雁来
 (こうがんきたる)
雁が(比較的暖かい)日本で冬を越すために、北方から飛来してくる頃。
4月9日ごろの「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になっています。


9月17日ごろは『玄鳥去(つばめ さる)』の時季でした。
ツバメが去った後に、雁が北から日本に渡って来ます。


雁の仲間は隊列を組んでV字型になり、あるいは一直線になり、北極圏から日本の東北地方まで4000キロの長距離を飛来してきます。
夜間に渡ることが多いことから「月に雁」は書画の題材にされます。


V字型の隊列は長距離を飛来してくる為の知恵と工夫なのだそうです。
V字編隊で飛ぶことで、翼の動きで生まれた上昇気流が斜め後ろに飛ぶ鳥に伝わり、少ないエネルギーで飛ぶことができます。

先頭の雁は体力ある者が担うものの消耗度合いが大きいので、雁たちは、先頭を時折交代することで、隊列全体として遥かな長い距離を乗り越えて日本に飛来してくるのだそうです。
#92 やぎ2024/10/03 08:33
水始涸 (みずはじめてかる)
畦の水口を切って田んぼの水を抜き、稲穂の刈り入れの準備を始める頃。
(最近は七十二候で言われるよりも、早まっているそうです)

稲の穂が出ることを出穂と書いて(しゅっすい)と読むそうです。茎から1つでも籾が出たら、出穂なのだそうです。
出穂の30日後を目安に、田の水を抜くそうです。その10日後に稲刈りを始めます。

水を抜く意味は、土に酸素を触れさせ根の活性化を助けるため、土を乾かして稲が倒れるのを防ぐため、稲刈りのコンバイン作業をしやすくするため、などです。



穂が出ると、すぐに開花・受粉し、実(米)ができてきます。開花しているのは2時間だけで、穂先から始まって少しずつずれて、開花していくそうです。

出穂から実ができるまでの間に晴れて30℃以上の暑い日が続くと、良いお米ができます・・・とは、このところの米騒動のニュースで、よく聞かされた話です。
出穂期は品種によって、また気象や水稲の生育、栽培概要(移植時期、施肥等)によって異なるそうです。
#91 やぎ2024/09/28 07:12
蟄虫坏戸  (むしかくれてとをふさぐ)
虫たちが寒さを感じて越冬の支度をする頃。

3月初めの蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)と対になっています。
カマキリやコオロギは卵を産む。
チョウの幼虫はさなぎになる。
テントウムシやクワガタは成虫のまま木の根元で。
それぞれに冬を越す準備に入るそうです。

来年の日記帳を注文しました。表紙は干支のヘビです。
虫という字はヘビを象(かたど)った象形文字なのだそうです。

「虫」とは元々はヘビのことで、「蟄虫(冬ごもりする虫)」は、本来は昆虫でなく両生類や、爬虫類をさしているそうです。

虹(にじ)に虫編がついているのは「昔の人には、虹は大蛇が空で龍になったように見えたから」と書いてあるページがありました。

#90 やぎ2024/09/22 07:01
秋分です。
春分と同じように、太陽が真東からのぼり真西に沈みます。
昼と夜の長さが等しくなります。
秋分の日とその前後三日間を合わせた七日間が、秋のお彼岸です。



雷乃収声
 (かみなりすなわちこえをおさむ)
春から夏にかけて鳴り響いた雷が鳴らなくなってくる頃。

 
3月終わりころの「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」と対になる七十二候です。

雷は雲と雲、天と地の間に起きる放電現象なのだそうです。放電する時にひらめく火花が稲妻です。稲の結実のころに多いことから稲妻と言われるようになったそうです。
実際に大気中の窒素を雨とともに地中に流しこみ、植物の育成を助けています。

1909年、ドイツのカールスルーエ工科大学教授のフリッツ・ハーバーが窒素と水素から、アンモニアの合成に成功しました。
窒素は空気中にあるままでは生物に利用することができませんが、気体の窒素をアンモニウムイオン(アンモニアが水に溶けたもの)に変化させることができれば、利用が可能になるそうです。
そのアンモニウムイオンを元に、化成肥料が作られたそうです。

・イオン 電気を帯びた目に見えない微粒子
・アンモニウムイオン 脂溶性のため細胞膜を通過する
#89 やぎ2024/09/18 16:54
2004年9月17日の夜は十五夜で、中秋の名月が各地で見られたそうです。
動画で出ていると思います。

旧暦の毎月15日の夜を十五夜といいます。十五夜の次は十六夜(いざよい)、その次の日は立待月(たちまちづき)。
そのまた次の日は「居待月(いまちづき)」、そして「寝待月(ねまちづき)」「更待月(ふけまちづき)」「有明月(ありあけづき)」と続くそうです。
 *「THE GATE 12.com 月齢・満ち欠けごとの月の呼び名」で検索!
#88 やぎ2024/09/17 07:01
玄鳥去 (つばめさる)
春先に日本にやってきたツバメが、子育てを終え南に帰る頃。

春の到来を告げる4月5日頃の「玄鳥至(つばめきたる)」と対になります。

春は一羽ずつ飛んでくるツバメたちですが、帰りは数千から数万の大集団でオーストラリアや東南アジアへ帰っていくそうです。 ツバメは気温に関係なく、日照時間の長さを感知して渡りを開始します。

ツバメは毎年ほぼ2回子育てをしますが、最初に巣立った一番子がお兄さんお姉さんとして二番子たちを外敵から守る行動を見せるそうです。
ツバメが旅立つのは、曇りの日か小雨の日です。天敵に弱いツバメたちは、狙われることがないように、あえて雲におおわれた天候の悪い日を選び、数千㎞にもなる距離を飛んでいきます。
#87 やぎ2024/09/13 10:38
セキレイは身近によく来てくれますね^^
前に住んでいた所ではカラスと鳩とスズメ、川沿いにカモメがいたくらいで、その他の鳥は今の町にきてから見るようになりました。

私は鶺鴒というとGACKTの曲ですが、ぎむれっとさんは、さすが格調高いですね!娘がピアノ習っていたので、私自身は、本に見覚えがあるな~くらいです。
#86 ぎむれっと2024/09/12 21:19
セキレイてかわいいですよね^^
ちょこちょこ、地面を歩いているの見かけます。
色合いが好きです。しまえながと桜文鳥合わせたみたいな・・・。
飛ぶ時も、羽を広げてピピッ、スーって滑って、ピピッ、みたいなぎこちない感じが好き^^

ブルグミュラーの練習曲に、セキレイっていうのがあって
1年生のころかな~好きな曲でした。
(短くて)


#85 やぎ2024/09/12 06:53
鶺鴒鳴 (せきれいなく)
セキレイの声が空に響く頃。

セキレイは体長20センチほどのペンギンに似た色合いの小鳥です。
雄のセキレイは、今頃、パートナーを探して綺麗な声でさえずるそうです。
 

長い尾をしきりに上下に振り、地面を叩くように歩くしぐさがセキレイの特徴なのだそうです。その姿から「石たたき」や「庭たたき」とも呼ばれます

江戸時代には、剣の世界で北辰一刀流を名乗った千葉周作が、鶺鴒が尻尾を振ってリズムを取る動きを参考にして、新しい流儀に取り入れました。
鶺鴒による尻尾の動きを剣法に模して、緊張を解いて剣を自在に使える工夫を凝らし、「鶺鴒の剣」としました。


***************************************
前回に書いた積乱雲の件、群馬で大雨だったそうです。被害はニュースになっておらず、幸いと思っております。
#84 やぎ2024/09/09 16:12
午後4時です。空いっぱいに積乱雲が出ています。
天気予報でも見ましたが、大雨になりそうです。
被害のないことを祈るばかりです。
#83 やぎ2024/09/07 06:39
白露(はくろ、しらつゆ)です。
秋らしい気候になり、昼夜の寒暖差で早朝の草花に露が多く付きはじめる時季。


草露白
(くさのつゆしろし)
草についた朝露が朝もやの中で白く輝いて見える頃。

露は1年中発生しますが秋に最も多いです。
陰陽五行では白秋といいます。白い色は秋そのもの、光、無色透明、死と再生、命の循環などを表す色なのだそうです。
小さな草でさえも、実をつけ種ができ、次世代に命をつなぐ季節です。

白秋は人生の最終章の老年期を表し、玄冬(黒)は幼少期、青春(青)は未来ある成長期、朱夏(赤)は世の中の中心となる現役世代、最後の白秋(白)は人生の実りを楽しむ時期なのだそうです。
#82 やぎ2024/09/02 06:39
禾乃登 (こくものすなわちみのる)
稲が実り始める頃。

「禾(のぎ)」という字は粟(あわ)の穂をかたどったもので、中国でも日本でも、古代では穀物と言えば米や麦ではなく主に粟のことだったそうです。
検索すると五穀豊穣の五穀は、米・麦・粟・稗(ひえ)・黍(きび)・大豆・小豆など5種類以上が出てきます。穀物一般を五穀といったようです。

台風が来て心配された「おわら風の盆」は、無事開催されたようで、良かったです♪
#81 やぎ2024/08/28 06:45
天地始粛 (てんちはじめてさむし)
空や大地の暑さが収まる頃。粛は「おさまる、弱まる」


雑節 二百十日
2024年の立春は2月4日でした。そこから数えて210日目なので、今年の二百十日は8月31日(土)になるそうです。台風の多い厄日です。(台風の特異日である、と書いてあるページと、特異日ではない、と書いてあるページがありました。厄日は吉凶の占いと関係があるもののようです)
台風を昔は「野分」(のわけ、のわき)と言いました。「野の草を分けて吹く風」の意です。「野分の風」ということもあります。
風の神を鎮め農作物の被害を少なくするために、二百十日頃に各地で風祭が行われます。富山県の「おわら風の盆」が有名です。
#80 やぎ2024/08/22 07:09
処暑です。
夏が おさまる(終わる)という意味だそうです。

綿柎開  (わたのはなしべひらく)
綿の実がはじけて、綿花がのぞく頃。

はなしべ とは、がく のことです。
「綿花」というのは、花ではなくコットンのことだそうです。綿の花はハイビスカスに似ており、花が散り子房がふくらんで、がく がはじけて中の綿花が見えてきます。

江戸時代に庶民が綿入れの着物を着るようになり、日本人は寒さから解放された・・・と書いてあるページがありました。(柳田 國男『木綿以前の事』からの引用だそうです
#79 やぎ2024/08/20 15:17
8月19日の事
正午頃のA公園にて、ツクツクボウシが鳴いていました。沢山、鳴いていました。
お天気は曇り。ツクツクボウシは秋の季語で、それが鳴いたということは少しは涼しくなったはず!!何かが切り替わったはず!と、嬉しくなりました。

その後B公園を通ったら、ミンミンゼミが主に鳴いていました。公園ごとに種類があるのか、少し離れた場所までは繁殖が広がらないのかもしれません。
#78 やぎ2024/08/17 07:09
蒙霧升降  (ふかききりまとう)
早朝の冷え込みで、視界が悪くなるほど霧が立ちこめる頃。

蒙 もうもうと
升降 登ったり降りたり、昇降。

昨今は早朝の涼しい日が減り、霧の発生も都市部では減っているそうです。でも、お車を運転するかたは、霧にご注意くださいね。
#77 やぎ2024/08/14 16:25
チャオさん
 
 「毎日 午前中は遊びに連れ出し」、素晴らしいです!私には全く無理ですね^^;
 
 今日は気を付けて蝉の声を聴いてみました・・・ミ~ンミンミンしか、分かりませんでした。
 蝉の抜け殻を集めていた有名人がいたような気がして、記憶をたどりました。ドラマの中の人でした。『鎌倉殿の13人』で市川染五郎さんが演じた源義高でした。木曽義仲の跡取り息子です。
 
 ドラマの中の話なので事実ではないと思いますが、義経が義高に「キミ、集めてるんだよね?」と抜け殻をプレゼントしたのが記憶に残ってました。
 ちなみに私が思い浮かぶ染五郎さんは、松たか子さんの父の、あの人です。あの人のお孫さんが、現在は染五郎を名乗っているみたいです。
#76 チャオ2024/08/12 07:45
コロナのころ、当時3歳くらいの東京の孫は保育園が閉鎖になり、こちらに疎開していました。昔の育児を思い出しつつ、毎日午前中は外遊びに連れ出し・・虫取り遊びに夢中でした。蝉の幼虫を捕まえてきて家のカーテンで羽化を観察したり、セミの抜け殻をかご一杯に集めたり‥虫になれると抜け殻より動く方がいい‥と抜け殻を捨てて動く虫を集めて・・。今年はつい昨日マンションの駐車場で蝉の抜け殻を発見!でも、もう秋のセミに移っていくのですね。季節は動いているのに、部屋にこもってテレビを見ていると気づかないのは、なんだかもったいないような気がします。猛暑が去るまでもう少しの我慢でしょうかね。
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