コミュニティ

季節観の会

やぎ2023/12/15 08:55
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二十四節季と七十二候に心惹かれました。
ある当用日記帳の付録ページがきっかけでした。
皆さまにいろいろ教えていただければと思います。

カキコミは御自由です。
コメントに返信は遅くなるかもです。

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#113 やぎ2024/12/08 18:37


立春 2月
1.東風解凍 (はるかぜこおりをとく)
 暖かい春風が氷を解かす頃
2.梅花乃芳 (うめのはなかんばし)
 梅の花が美しく香り高く、雅やかなにおいがする
3.魚上氷 (うおこおりをいずる)
 暖かくなって氷が解け、魚が氷の間から出てくる頃。
または、うっすらと張った薄氷の下に魚が見える頃。


雨水(うすい) 2月
4.土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)
 雪解けの水、または雨が土に浸透して潤し、土中の植物を育てる。
5.霞始靆 (かすみはじめてたなびく)
 春に湿度が上がり塵(黄砂等)が舞い、ぼんやりとなる頃
6.草木萠動  (そうもくめばえいずる)
 寒さを乗り越え薄緑色の芽が生えてくる頃 


啓蟄(けいちつ) 3月
7.蟄虫啓戸 すごもりむしとをひらく)
 冬には土の中に こもっていた虫や生物が、暖かくなって地表に出てくる頃。
8.寒雨間熟 (かんうしばしあつし)
 冬の氷雨が暖かい春の雨に変わり始める頃。
または、 (ももはじめてさく)
9.菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)
 厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わる頃。

 

春分 3月
10.雀始巣 (すずめはじめてすくう)
 スズメが巣を作り始める頃。
11.桜始開 (さくらはじめてひらく)
 桜が咲き始める頃。
12.雷乃発声 (かみなりすなわちこえをはっす)
 春雷が鳴り出す頃。

#112 やぎ2024/12/08 18:36

清明(せいめい) 4月
13.玄鳥至 (つばめきたる)
 冬の間、東南アジアなどにいたツバメが日本にやってくる頃。
14.鴻雁北 (こうがんかえる)
 冬の間を日本で過ごした水鳥が北のシベリアに去っていく頃。
15.虹始見 (にじはじめてあらわる)
 これから夏にかけて、夕立の後に虹が見えるようになる。


穀雨(こくう) 4月
16.葭始生 (あしはじめてしょうず)
 水辺の葦がツンツンとした細い筍のような芽を水面に突き出す頃。
17.霜止出苗 (しもやみてなえいづる)
 暖かくなって霜が止み、苗が伸びる頃。
18.牡丹華 (ぼたん はなさく)
 牡丹が咲き始める頃。 



立夏 5月
19.蛙始鳴 (かわずはじめてなく)
 繁殖のためカエルが鳴き始める頃。
20.蚯蚓出 (みみずいづる)
 ミミズが地表に出てくる頃。
21.竹笋生 (たけのこしょうず)
 タケノコが生え始める頃。


 小満(しょうまん)  5月
22.蚕起食桑 (かいこおきてくわをはむ)
 卵からかえった蚕の幼虫が桑を盛んに食べ始める頃。
23.紅花栄 (べにばなさかう)
 ベニバナが盛んに花開く頃。
24.麦秋至 (むぎのときいたる)
 麦が黄金色に熟す頃。

 

芒種(ぼうしゅ) 6月
25.螳螂生 (かまきりしょうず)
 かまきりが生まれる頃。
26.腐草為蛍 (くされたるくさほたるとなる)
 ホタルが光りはじめる頃。
27.梅子黄 (うめのみきばむ)
 梅の実が黄色に色付き熟す頃。


夏至 6月
28.乃東枯 (なつかれくさかるる)
 乃東(なつかれくさ)が枯れる頃。
29.菖蒲華 (あやめ はなさく)
 菖蒲の花が咲く頃。
30.半夏生 (はんげしょうず)
 半夏という薬草が生えはじめる頃。
 
#111 やぎ2024/12/08 18:35
小暑 7月
31.温風至 (あつかぜいたる)
 梅雨明けの熱い南風が吹く頃。
32.蓮始開 (はすはじめてひらく)
 ハスの花が咲き始める頃。
33.鷹乃学習  (たかすなわちわざをならう、または、たかすなわちわざをなす)
 鷹の雛が空の飛び方や狩りの方法を習得し、巣立ちの準備を始める頃。


大暑 7月
34.桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ)
 キリのがなる頃、または翌年春に咲くキリの花のつぼみができる頃。
35.土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし)
 梅雨の湿気を帯びた大地に、強い日差しが照りつけて蒸し暑くなる頃。
36.大雨時行  (たいうときどきにふる)
 夕立や台風などの夏の雨が激しく降る頃。


☾ 秋 ☾
立秋 8月
37.涼風至
 (すずかぜいたる)
 涼しい風が立ち始める頃。
38.寒蝉鳴 (ひぐらしなく)
 ヒグラシが鳴く頃。
39.蒙霧升降  (ふかききりまとう)
 早朝の冷え込みで、視界が悪くなるほど霧が立ちこめる頃。


処暑 8月
40.綿柎開  (わたのはなしべひらく)
 綿の実がはじけて、綿花がのぞく頃。
41.天地始粛 (てんちはじめてさむし)
 空や大地の暑さが収まる頃。粛は「おさまる、弱まる」
42.禾乃登 (こくものすなわちみのる)
 稲が実り始める頃。
#110 やぎ2024/12/08 18:34
白露(はくろ、しらつゆ) 9月
43.草露白 (くさのつゆしろし)
 草についた朝露が朝もやの中で白く輝いて見える頃。
44.鶺鴒鳴 (せきれいなく)
 セキレイの声が空に響く頃。
45.玄鳥去 (つばめさる)
 春先に日本にやってきたツバメが、子育てを終え南に帰る頃。


秋分 9月
46.雷乃収声
 (かみなりすなわちこえをおさむ)
 春から夏にかけて鳴り響いた雷が鳴らなくなってくる頃。
47.蟄虫坏戸
  (むしかくれてとをふさぐ)
 虫たちが寒さを感じて越冬の支度をする頃。
48.水始涸 (みずはじめてかる)
 畦の水口を切って田んぼの水を抜き、稲穂の刈り入れの準備を始める頃。

 
寒露(かんろ) 10月
49.鴻雁来
 (こうがんきたる)
 雁が(比較的暖かい)日本で冬を越すために、北方から飛来してくる頃。
50.菊花開 (きくのはなひらく)
 菊の花が咲き始める頃。
51.蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
 秋の虫が戸口で鳴き始める頃。

 
霜降(そうこう) 10月
52.霜始降 (しもはじめてふる)
 朝夕の冷え込みから土や草に霜が付く時期。
53.霎時施 (こさめときどきふる)
 ぱらぱらと通り雨のように雨が降る頃。
54.楓蔦黄  (もみじ つた きばむ)
 楓(かえで)や蔦(つた)の葉が色づく頃。
#109 やぎ2024/12/08 18:33
 
立冬 11月
55.山茶始開 (つばきはじめてひらく)
 サザンカの咲く頃。
56.地始凍 (ちはじめてこおる)
 大地が初めて凍る頃。
57.金盞香  (きんせんかさく)
 水仙の花が咲き始める頃。


小雪(しょうせつ) 11月
58.虹蔵不見
  (にじかくれてみえず)
 太陽の光が弱まり空気が乾燥することで虹を見かけなくなる頃。
59.朔風払葉  (きたかぜこのはをはらう)
 冷たい木枯らしが紅葉した木の葉を落としていく頃。
60.橘始黄  (たちばなはじめてきばむ)
 橘の実が黄色くなっていく頃。


大雪 12月
61.閉塞成冬 (そらさむくふゆとなる)
  天地の気が塞がって冬となること。
62.熊蟄穴 
(くまあなにちっす)
 熊が冬眠する頃
63.鱖魚群(さけのうおむらがる)
 鮭が群れになって川を上ってくる頃。

#108 やぎ2024/12/08 18:32
冬至 12月
64.乃東生 (ないとうしょうず)
 ウツボグサが芽を出す頃。
65.麋角解 (さわしかのつのおつる)
 シカが角を落とし始める。
66.雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる)
 麦が雪の下で芽を出す

 
小寒 1月
67.芹乃栄
 (せりすなわちさかう)
 芹が生え始める頃。
68.風気乃行 (ふうきすなわちゆく)
 冬至を境に停止していた風が再び動き出す。
69.雉始 (きじはじめてなく)
 オスがメスを求めて鳴き始める。


大寒 1月
70.款冬華 (ふきのはなさく)
 フキノトウが芽を出す頃。
71.水沢腹堅  (さわみずあつくかたし)
 寒気が強く、沢の水が厚く凍る
72.鶏始乳 (にわとりはじめてとやにつく)
 にわとりが卵を産み始める頃

  ✿おしまい✿

#107 やぎ2024/12/07 07:10
コミュに書く七十二候は、これで一巡りして最終回となりました。お読みいただいて有難うございました。後は暇を見て、まとめの記事を投稿しようと思います。
これからは、皆さまからの季節の便りをお待ちしています^^



大雪(たいせつ)です。
雪国で積雪量が増え始める頃。

閉塞成冬
 (そらさむくふゆとなる)
天地の気が塞がって冬となること。

厚く垂れ込めた雲に天地の気が塞がれ、本格的な冬が訪れる頃です。
閉塞(へいそく)は普通は閉じて塞ぐことですが、塞ぐという言葉は、寒さから人々や生き物を守るという意味でとることもできます。生き物が活動を控えている静かな冬の様子を表しています。


地上での温度がおおよそ0℃から5℃になると雪になり、湿度によって変わります。地上で気温が3℃程度になると、雪となる可能性が高まるそうです。
#106 やぎ2024/12/02 06:34
次回が最終回となります。その後に1年分をまとめて投稿したいと思います。しばらくお見苦しい画面になりますがご容赦ください^^

橘始黄 
(たちばなはじめてきばむ)
橘の実が黄色くなっていく頃。

橘は古くから日本に自生している柑橘で、みかんの祖とも言われています。大きさはピンポン球くらいで小さめです。橘は生食用には適さないようです。
常緑樹なので冬でも青々とした葉をつけており、永遠を意味します。
古事記や日本書記では不老不死の実として登場します。

お雛様に橘の花を飾るのは、平安京の天皇の御所である紫宸殿(ししんでん)に桜と橘の木が植えられていたことに由来していると言われています。

向かって右に桜、向かって左に橘を配するのが通例です。これは、お雛様から見た左・右を指しています。「左近(さこん)の桜、右近(うこん)の橘」と言われます。
「不老長寿」を願う役割や魔除けの意味が込められています。

#105 やぎ2024/11/27 07:01
朔風払葉  (きたかぜこのはをはらう)
冷たい木枯らしが紅葉した木の葉を落としていく頃。

朔日(さくじつ)は一か月の始まり、月立ちであることから「ついたち」と読み、「はじめ」を意味します。また方角では真北を意味し、朔風を「きたかぜ」と読みます。
そして、さまざまな落ち葉が寄せ集まる様子を「吹き寄せ」といい、「富貴寄せ」として和菓子になったり、具沢山な炊き込みご飯になったりします。

七十二候の風
春は2月上旬、立春の初候の「東風(はるかぜ)」
夏は7月上旬、小暑の初候の「温風(あつかぜ)」
秋は8月上旬、立秋の初候の「涼風(すずかぜ)」
冬は11月下旬、小雪の次候の「朔風(きたかぜ)」


落ち葉
江戸時代の奢侈禁止令(しゃし きんしれい・ぜいたくを禁止する法令)によって、絞りや刺繍と言った和服を作るうえでの技法にも規制を掛けました。そのため江戸時代には、派手でない色の染物が発達し、茶色を基調に落ち葉の色を模した「朽葉四十八色」といわれる微妙な色合いの違いが認識されるようになったそうです。
 

追記:「朽葉四十八色は平安時代からあった」と書いてあるページがありました。
似た言葉が江戸時代にあり、バラエティーに富んだ地味な色が流行して四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)と呼ばれたのは確かなようです。

#104 やぎ2024/11/22 07:03
小雪(しょうせつ)です。
わずかながら雪が降り始める頃。

虹蔵不見
  (にじかくれてみえず)
太陽の光が弱まり空気が乾燥することで虹を見かけなくなる頃。


春の二十四節気「清明(せいめい)」の頃にある「虹始見(にじはじめてあらわる)」と対になっている七十二候です。
春の「虹始見」は、空気が潤い、雨上がりに虹が見られるようになる頃を指します。
 
冬の 「虹蔵不見」の時期には、たとえ虹を見ることができたとしてもすぐに消えてしまうことから、儚さと、かすかな希望が込められています。


11月23日の勤労感謝の日に、新嘗祭が各地で行われています。新嘗祭は古く飛鳥時代からあるともいわれている行事で、その年の新米や新酒を神様へ捧げます。

また、各地から皇室に、その年に選ばれた田んぼのお米が献上されます。その年の選ばれた田んぼでは、9月ごろに 宮司さんを迎えて献上米収穫のための神事が行われるのだそうです。

#103 やぎ2024/11/17 21:23
金盞香  (きんせんかさく)
水仙の花が咲き始める頃。

マリーゴールドに似た花の「キンセンカ(金盞花)」ではなく、金盞「香」はスイセン(水仙)の花を指しています。
水仙の花の中央には金の盞(さかずき)のような副花弁があり、香りがよい花なので「香」と書いて「咲く」と読むそうです。

水仙は日本から中国に伝えられ、中国で「水辺に咲き香りがよく、姿は仙人を思わせる花」とされたことから水仙の名がついたのだそうです。

水仙は水辺でうつむきがちに咲き、学名はナルキッソスといいます。
ギリシャ神話に出てくる、湖に自分の顔を映して見とれ、自分に恋をして水仙の花になってしまったナルキッソスは、ナルシストの語源とされています。

#102 やぎ2024/11/12 07:09
地始凍 (ちはじめてこおる)
大地が初めて凍る頃。

冬の本番はまだまだですが、朝晩は冷え込むようになりました。一方で、晴れると日中は案外あたたかく、ポツンと咲く花を見かけたりします。「返り花」というそうです。


11月15日は七五三です。
この日になったのは、二十八宿の鬼宿日(鬼が出歩かない日)に当たり、何事をするにも吉であるとされたためなのだそうです。秋の収穫が終わり、神に収穫を感謝するとともに子供の健やかな成長を祈ったのが始まりだそうです。3歳・5歳・7歳に行う意味は以下のようです(諸説あります)。

 
・数え年3歳(満年齢2歳になる年)の女児が、3歳までの髪を剃る習慣を終了する「髪置き」を行う儀式
・数え年5歳(満年齢4歳になる年)の男子が「袴着(袴儀)」(袴を着用し始める儀)を行う儀式
・数え年7歳(満年齢6歳になる年)の女子が、付け紐の着物を卒業し、大人と同じ幅の広い帯を結び始める「帯解き」(または「紐解き」)の儀式
 

千歳飴 千年まで長生きしてほしいという思いをこめて「千歳飴」と名づけられ、江戸時代に売られたものがはじまりといわれています。

#101 melon2024/11/09 17:42
山茶花は真冬の花だと思っていました。垣根に雪が積もっていても、赤い花が咲いていると心が温かくなります。ほとんどほったらかしなので、肥料をあげましょう。
#100 やぎ2024/11/07 09:10
melonさん
お庭に山茶花、素敵です^^
「冬には冬の花で、お客様をお出迎え」と書いてあったページがあって、それも追加したいと思ってPCを開いたら、melonさんのコメントが届いていました。赤文字で追加しています。よかったらお読み下さい。

#99 melon2024/11/07 08:43
やぎさん おはようございます。
わが家の垣根の山茶花が一つ咲いて、眺めていたところでした。なるほど 立冬に咲き始めるのですね。冬の花のイメージがあったので、今年は咲きはじめが早いなと思っていたのですが、納得しました。ありがとうございます{#emotions_dlg.hirameita}
  
#98 やぎ2024/11/07 07:13
立冬です。

山茶始開 (つばきはじめてひらく)
サザンカの咲く頃。

つばきと読みますが、サザンカのことだそうです。
この頃、生け垣の緑に ポツンポツンと見え隠れする、赤やピンクや白のまるい花・・・それがサザンカ(山茶花)です。貴重な冬の花です。
お客様をお迎えするために、冬の庭にも いろどりを・・・の気持ちを込め、お庭にサザンカを植えるかたもいらっしゃるようです。

サザンカは、ツバキ科ツバキ属で、日本原産の花だといいます。
『サザンカ』という呼び名は、「 山茶花( さんざか)」が転訛したものといわれています。山の茶の花、という意味で、「チャ」の花に似ていて、葉をお茶としたからという説があります。


サザンカは冬のはじめから寒さ厳しい2月頃まで咲き、ツバキはおもにその後から4月頃まで。またサザンカは、花びら一枚ずつばらばらに散るのに対して、ツバキは咲いたままの花のカタチでぽとっと落ちます。


この時期、春菊が多く出回ります。
春に花が咲くことから春菊と呼ばれます。関西では「菊菜」と呼びます。

春菊は栄養豊富で、
β-カロチンはほうれんそうや小松菜を上回る含有量で、抗酸化作用や肌の老化防止などの効果が期待できます。
また、独特の香りの成分α-ビネンやベンツアルデイドには、胃腸の働きを促進して消化吸収を良くしたり、痰を止め咳を鎮める作用があります。
がん予防、骨粗しょう症予防、貧血の予防・改善にも効果があるそうです。
#97 やぎ2024/11/02 07:10
楓蔦黄  (もみじ つた きばむ)
楓(かえで)や蔦(つた)の葉が色づく頃。

楓蔦黄・・・字面が美しい七十二候です。
紅葉(こうよう)は9月頃に北海道の大雪山(たいせつざん)から始まるそうです。


・カエデとモミジの違い
楓(カエデ) 葉が大きめで切れ込みが浅い
紅葉(モミジ) 葉が小さめで切れ込みが深い

カエデは植物の名前。葉の形がカエルの手に似ていることから「カエルデ→カエデ」となった。
モミジは元々は紅葉する現象を言った。「もみづ」という動詞から。葉が色づく様子をさした。


・蔦の種類
夏蔦 秋になると紅葉し、冬に落葉する。ブドウ科。

冬蔦 冬になっても落葉せず、常に緑色のもの。秋に、ほんの少し色づくものもある。ウコギ科。

甲子園の蔦は夏蔦だそうです。改修工事をした影響でいったん撤去され、植え替えたものがまだ育ちきらず、今は蔦は少ないそうです。
ウチの近所の高校のフェンスにも、甲子園の蔦が絡まっていたような記憶があります。出場した記念に、許可を得て頂いたのだと思います。今度は、よく見てみよう・・・。
#96 やぎ2024/10/28 06:59
霎時施 (こさめときどきふる)
ぱらぱらと通り雨のように雨が降る頃。


「こさめ()」は小雨ではなく、四季折々に降る通り雨のことなのだそうです。

さあっと雨が降ったかと思えば、すぐにやみ、青空が顔をのぞかせる。

秋から冬にかけて降るこのような雨を時雨(しぐれ)といいます。しぐれの読みは「しばらく暗い」など、一時的な暗さからきているといわれています。
時雨(じう)と読む場合の意味は文字通り「時を得て、程よく降る雨」です。


初時雨(はつしぐれ)は立冬を迎えて最初に降る雨のことなのだそうです。冬の始まりを告げる雨です。

料理の「時雨煮(しぐれに)」は貝や牛肉を生姜で煮た佃煮をさしますが、具になる蛤(はまぐり)の旬と時雨の季節が重なっていたからとも。味がさっぱりしていて口の中を時雨のようにあっさりと通りすぎていくからともいわれています。

#95 やぎ2024/10/23 06:59

霜降(そうこう)です。
このひとつ前の二十四節気「寒露」は、寒くても凍っていない露(つゆ)でしたが、「霜降」の露では凍って霜(しも)になります。
「霜降」の節から「立冬」まで(10月半ば~11月末)に吹く北風は「木枯らし・木枯し」と呼ばれます。木枯しは冬型の気圧配置になったことを示す、風の現象だそうです。この時期は、ひと雨ごとに気温が下がっていきます。


霜始降
 (しもはじめてふる)
朝夕の冷え込みから土や草に霜が付く時期。

初霜をこの時期に見られるのは北国の地域で、12月になってから見られることが多いようです(東京の初霜の平均は12月20日)。
霜の結晶は、よく見ると雪の結晶に似た、きれいな模様をしているそうです。晴れた日の翌朝にできやすいそうです。

#94 やぎ2024/10/18 07:03
蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
秋の虫が戸口で鳴き始める頃。

蟋蟀
この字を元はコオロギと読んだそうです。この字の読みの入れ替わりの経緯には 諸説あり、研究の対象になっているそうです。
“キリギリス”は、コオロギなど秋に鳴く虫の総称だとしているページもありました。

寒くなって虫の命が終わりに近く、だんだん弱って暖を求め戸口の近くまでやってくる様子は淋しいようですが、これは「
晩秋になり、虫が戸口に来るほど秋が深まり、冬が迫っていますよ、冬支度をしましょう」と、促す意味の七十二候なのだそうです。
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