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リアル認知症②

2017/08/13 08:46おぴ
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認知症の母を連れ、お墓参りに行ってきた。母は弱視で障害者1級。腰が曲がり杖がないと歩けない。勿論、耳も遠い。出かける前の着替えでひともんちゃく。帽子を被らせようとすると「今は秋だから真夏の帽子は嫌だ」と冬の帽子を被ろうとする。今、真夏なんですけど・・。兄の車で小樽のお墓へ。海が見える、山の上のお墓。ボケているのに般若心経はほぼパーフェクトに唱えている(笑) 去年、身体の衰えが進んだので、墓参りに連れて行かなかったら、この1年通じて恨みつらみを言われ続けた。さあ、念願のお墓だよ、お母さん!帰りにファミレスで食事。今年は正月に近所の温泉施設に行って以来の外出となった母。普段、小食だが、天ぷらうどんと茶碗蒸しを完食した。施設に連れて帰り、片付けをしていると「もう墓参りはこれでいいよ」と言い出した。目が悪く慣れない場所では一人で何もできない母は、ずっと手を引いて貰い、動くのも食べるのも全て補助が必要で、迷惑をかける事が心苦しかったようだ。あんなに執着していた墓参りなのに、もう行けないと感じたみたい。母は5、6年前はまだ新聞や本が、なんとか顔を近づけて読める位の視力があったが、ここ数年はどんどん低下し、テレビも大好きな新聞も見ていない。ラジオだけが楽しみになっている。以前は一人で良く外出していたが、今は施設の隣の公園からも迷って帰れないので外出していない。「生きるのが辛い」と言った母の無念を思う。毎週日曜日、私は母の施設に通う。笑わせて、母に「楽しい」を感じて欲しいがために。

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#2 おぴ2017/08/14 08:47
在宅介護の大変さは想像を絶するものだと思います。おばあ様が施設に入って、しろたえさんが肩の荷がおりたと思うのは当然の事だと思います。学生の楽しい時期に、ご自身の生活を犠牲にして、日々介護に奮闘されていたのですから。でも、限界がありますよね。私の母は早い段階で自ら施設行きを決めました。認知症は4、5年かけてジワジワと進みました。何かあっても施設の方が対応してくれる事が多かったので私自身は、しろたえさんが、してきたような大変な思いはしていません。恥ずかしいなんて、とんでもないですよ。そんな若い時期に介護をされていたんですから、おばあ様は「ありがとう」ときっと思っているはずですよ(*´▽`*)
#1 -2017/08/13 19:10
おぴさん、こんばんは。
私は大学生の頃、認知症の祖母の在宅介護をしていました。
祖父と母との3人体制でしたが、何度も退学を考える日々でした。

おぴさんのお母さんは、施設に入られたのですね。
お母さんを笑顔にするために通われているとのこと、
適度な距離感があって、素晴らしいなと思いました。

私は、祖母が施設に入れた時、
「これでやっと在宅介護が終わった」としか思えない、冷たい孫でした。
おぴさんの日記を読んで、恥ずかしくなりました。

お墓に布団はかけられない。
そんな言葉も知っていたのに、祖母が他界して10年以上経つのに、
後悔ばかりしています。
おぴさんとお母さんが穏やかな時を過ごせますように、
お祈りしています。
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