一般的にヘルパーというと介護補助を思い浮かべるようになったけど
助手と言う意味では看護助手もヘルパーと呼んでいいらしい。
紛らわしいから使われないだろうけど。
定義としては治療にあたれず、あくまでも看護士さんの助手。
大きな病院だと患者さんに触れてはならないことになっている。
だけど患者さんはナース服着てれば誰でもナースだと思うから
助けを求めるわけだ。
背中をさすってあげることもできず
なのにナースと同様 3交代制で
汚物処理等を担当し、薄給で大変厳しい仕事と聞く。
私は無資格で個人医院の看護助手をしてたことがあったけど
患者さんに触れてた。
午前中だけなので勤務形態としては大変楽で お時給もよかった。
基本は 患者さんを診察室まで案内するのと
内科小児科だったので、ノドを診るときのアーン時に
額を固定したり 乳幼児の服をまくったり、
予防接種に来た子を抑えつけたりw
あとはレントゲンの撮影板の準備とか、脱衣の指示とか
あと、これ私やっていいの~~~?と常々疑問だったのが
心電図の検査。
体の指定の箇所に端子をつなげてグラフを印字するやつ。
これも私の仕事だった。
ここの医院のセンセが気まぐれ気ままの王様で
患者さんの面倒より大変だった。
早く案内してやらなきゃ患者さんが可哀想だろう! という日があれば
そんなにどんどん案内したって困るじゃないか!と怒鳴る日もあり
センセの今日の気分を読んでペース配分したね。
おっかしかったのが、レントゲン室から出て来たばかりの私に いきなり
なんで(患者を診察室に)案内したんだーー!! って怒鳴ってきたので
えっと あの。私じゃありません。。。 とすまなそうに答えたら
受付に走っていって同じことを言い
受付のドンに 「私たちはしていません。」 と冷静毅然と断られ
ふりあげたコブシの下ろしどころに困ったセンセは
勤続20年の看護士に
大体 きみはいつも… ってどうでもいいネタで八つ当たり。
看護士は はいー!すみません!!! て謝ってたけど
あんた ひとつも悪くないじゃん。
こうでなきゃ20年続かないんだろな、エラいなぁって思った。
お母さんがお子さんの薬をもらいに行ってる間、
子どもを預かったりしてあげることもあって、優しいな~なんて思ってたら
それは馴染みの患者さんだけで
イチゲンさんに同じことをしたら
「なにかあったらどうするんだ責任とれないから困るんだよ」と怒鳴られた。
このね、怒鳴るっていう伝え方がもうね。どうかと思うのよ。
聞いてる患者さんだって気分悪くなるって思わないんだろか。
人よりたくさん勉強して資格とって
苦しいインターン時代を経て医師になったワケだけど
性格ゆがんでる奴 めっちゃ多いと思う。
平然と 医者は偉いんです って自分で言ってたもんなぁ。
医療の世界に憧れをもってて
臨床検査技師になりたかったんだけど、
お父さん、進学のとき
うちにそんな金はない! と断ってくれて、ありがとうww
この医院勤めで医者もビジネスで
医療の世界は汚くてドロドロしてるんだなと知った。
退職する場合は3ヶ月前に言うこと という規定をアホみたいに守って
離婚する予定なので正社員の仕事に就きたく・・・と言ったら
この週末でもう来なくていいから って言われて辞めたのでした。
は? え? わぁ 収入どうしよーw ってなったけど
辞めてからの心の軽さったら!
人間関係の良い職場が一番どすなぁ
つくづく そう思います はい。