国会議員の山本太郎(敬称略)が天皇陛下に手紙を手渡しした件で
昨夜うちの彼が激怒してた。
日本の象徴であり、政治に手出しをしない約束をし
現状を知ったからといって、何もしてはいけない天皇陛下に
国会で話し合うべきことを手紙で渡すとは
政治利用のなにものでもないし天皇をバカにするにもほどがある! と。
よろしくないこと というのはなんとなくわかるけど
どうして世間様はそんなに騒いでいて、
どうしてこの行動が天皇をバカにしてることになるの? と、ポカーンな私。
俺のこの怒りがわかるか?と、丁寧に説明してくれた。
議員という立場を利用して天皇に訴えたという この行為は、よく見かける、
自分の思想・行動を正しいと信じて疑わず、なりふり構わなくなり
無関係の周囲に迷惑をかけて平然としている
ことに通ずるのがとても危険で問題なのだそうで、
国会議員というものをなにかの権力者と勘違いしてる証拠でもある のだそうで、
なるほど わかりました。ありがとう。 なのでした。
時 同じくして うき日記に書かれた子育ての悩みを拝見していて
私は 彼が山本太郎に激怒するのと同じくらいの気持ちで
その人のお子さんが悲しい思いをしていることに胸を痛め、
なんとかしてやれんものか!と やり場のない憤りを感じていました。
ここでひとりで怒っててもしょがないのだけど
私には子育ての話の方が心揺さぶられるものがあったのよね。
(もちろん政治の話も大事です)
で、長男の小さい頃を振り返ってみたら
どっちかつーと いじめたり問題起こす方だったかもしれない。
友達のふでばこにウンチをなすりつけたこともあった。
今 思い出してもひどい話だ。
コトが発覚するたびに本人がきちんと反省できるまで話し合い、
反省できたら菓子折り持ってお詫びに行った。
二人で一緒にあちこちに頭下げに行った。
次男は学年が変わってクラス替えになってから
「おれねー 去年いじめられてたんだー」なんて カミングアウト。
心中察するといたたまれない気持ちになる。
なっ!? おまっ そういう事は進級前に言えよ!
も~~~ どんな些細なことでも言って? 約束だよ?
というやりとりがあったのだが、この前 あったよね と持ちかけたら
そんなことあったっけ? という返事だった。
その程度で済んだのだったら良かった。
先日、我が子がいじめられたのはお前らの責任だ と言って
母親が説明に来た先生を松葉杖でこづいて怪我を負わせ
逮捕された事件があったけど、
怪我をさせたことはいけないことだが
それくらいの気概でわが子を守ろうとしないと
「そんなつもりじゃなかった」 「遊んでただけ」 とのたまう奴らに
自分の子を殺されかねない世の中だ、と私は思っているので
(逮捕されちゃったら余計にいじめを増長させてしまうかもしれないが)
母親としての姿勢は正しい。 と感じた事件だった。
長男がやらかしてきたことを見て思う。
「つ」がつくまでの育児、しつけ、教育の大事さ。
ここのつ までが勝負かな、と。
同じ事をされても 負う傷の大きさはその子によって違う。
同じ事をしても いかに良心を育んであげられるかによって心の痛みが違う。
長男は2年生の終わりの、最も荒れてた時期に
野球に出会って嘘のように悪事がやんだ。
「監督がさ、 明日も待ってるー って言ってた!」 って
生き返ったような笑顔を見せてくれるようになったのを見て
この子、寂しかったんだ・・・ 気づいてやれてなかった・・・・ って思った。
息子は 信頼される喜び というものを教えてもらいました。
今 いじめしちゃってる子も
早期に親や周囲が気づいてあげて手を打てば まだ変われる。
いじめが楽しい とか いじめてる自覚がない とか
こんな悲しいことってない。 かわいそうだ。 どっちも。
そのためにも いじめは許しちゃいけない。
まして もみ消すとかもっての他。
生徒も保護者も先生も それぞれの場で、
親子間、うまくできそうなら生徒間、時に親同士でも
話し合って どうしたらいいか 向き合うべきだと思う。