週末 彼のところに行ってきました。
彼のお母さんが是非わたしに食べさせたい、と
数日前から準備してくださっていたというお料理をいただきました。
それは、春の訪れを楽しめる野草 『つくし』。
幼いころに摘んだ覚えがあるくらいで
食した記憶も無いほどでしたので
どんな味なのかしら… とパクリ。
ほんの少し ほろ苦くて 滋味深いお味。
卵とじと つくだ煮と 両方とも
家庭の味とは思えないほど絶妙な味付けで美味しー!
きゃらぶきのつくだ煮に似ているな、と思った。
私 「あれ? うぉ! ハカマが全部とってある!!」
彼 「そうだよ アク抜きしたりして結構大変なんだよ」
私 「アク抜き!?」
馴染みの無い食材なので感動してたら
彼が 「クックッ そうだよw」 と横で笑ってた。
ハカマを取って調理するのは当然で、
彼は春といえばこれを食べているので
そうかー知らないのかー とおかしかったらしく。
あとで調べてみたら アクが強くて
ハカマを取り除く作業だけで
指先が真っ黒になってしまう と知りました。
何度も水を替えたり、ゆでこぼしてアク抜きをして
煮付けていく。
それを何日も前から取ってきて準備してくださっていた。
こういうのが おもてなし なんだな って
とっても嬉しかった。
彼も料理上手だけど
いつか、お母さんにお料理教わりたいなぁ。
お母さん ありがとうございます
すきやきも さといも煮も すごく美味しかったです
すごく嬉しかったです。
★追記★
翌日のすきやきを楽しむ献立として
少し塩味の濃いおかゆを作るよう彼に頼まれた。
キッチンをお借りして おかゆをコトコト。
ひゅっと現れ、ほんだしをパラリと入れて去る彼ww
お茶碗に牛肉を1枚ずつ広げて重ならないようにペトリと貼りつけ、
そこに あっつあつのおかゆを盛る。
おかゆは つくしの佃煮や
おかかを醤油浸しにしたものや
すきやきの残りのネギや白滝などで
ちみりちみりと食べ
お茶碗に貼りつけた肉が現れる頃…
絶妙なレアになっとるー!!!
塩味のおかゆと合うし、もちろんすき焼きの残りたちとも合う!
目からウロコレシピ。
生食でもいけそうな牛肉を入手したらお試しあれ。