長年先送りにしていた年貢を納めるべく、歯医者に行ってきた。
とても感じの悪い鈍痛。
2年前に欠けた歯を放っておいた自分が悪い。
恐らく神経を抜くことになるだろう。そうすると恐らく治療費は2000ドル越え…
保険使っても1000ドル近く持ち出しだ…
歯の痛みより、財布の痛みの方が大きいよ…
ところが、診てもらったところ、虫歯ではないと。
その後ろの親知らずがうずいているらしい。
ちょっと厄介な生え方の親知らずなので、歯茎の切開をするらしい。
で、その場合の治療費は?
なんと500ドル。
欠けてる歯を合わせても800ドルとのこと。
それなら自己負担は80ドル!!
1000ドル負担の覚悟だったのに、80ドルで済むなんて!!
とてもいい先生で、「日本で治療した方が安いんでしょ? 日本でやりたいならそれでもかまわないよ」と。
いいえ!私はここで治療していただきます!!
今まで高い保険料払ってきたことが報われる時が来たのです!!
あー、なんか得した気分。
炎症と感染が収まってからでないと親知らずを抜くことができないとのことで、抗生剤をだしてもらった。
来週には手術が受けられるかな。
というわけで、今日はカウンセリングだけで治療はしていないので、当然痛みは消えてないけど、
財布の痛みがきれいさっぱり消えたおかげで、歯の痛みも心なしか少し楽になったような。
しかも、歯磨きがしっかりできていると褒められた。
そんなこと褒められて喜ぶなんて子供みたいだけど、顔がにっこりしちゃうほどうれしかった。
背中に漬物石でも乗せられたみたいな重い足取りで行った歯医者だったけど、
虫歯じゃないこと、出費がわずかで済むことがわかった上に、
褒められちゃって、帰り道はふわふわした気分になってた私でした。