先月、映画「図書館戦争」を観たので、久々に原作も読み直した。
このころの有川作品は、言い回しがどのシリーズも似通っている(ボキャブラリーが少ない)のも面白い。
それが嫌だっていう人も多いと思うけど、変にこなれてない感じが私は好ましく思う。
有川浩作品はけっこう好きで、一番好きなのは「海の底」。
B級パニック映画みたいでたのしい。
この作品を含む自衛隊3部作みたいなのを、また書いてほしいな~
こういうテイストの作品をかける作家はいないから、「THE 有川」だと思うんだけど。
それにしても有川浩は筆が速い。
1年に何冊書くんだ?
最近読んだので言うと「キャロリング」は凡作。
「明日の子どもたち」は有川浩らしい感じ。
下手すれば重くなりがちなテーマを、彼女らしい軽さで書き上げてる。
ちょっと前ので「旅猫リポート」、これは泣く!
「誰もが知ってる小さな国」はまだ読んでない。
コロボックルがどんなふうに書かれているのか気になるー!
来月発売のエッセイ「倒れるときは前のめり」も読みたい。
筆が速い作家が好きだと、お金がいくらあっても足りないなぁ・・・
図書館の回転がもっと速いといいのに!