フィリピンは、新年を迎えると納税の月間である。
会社、レストラン、商店等の事業税や個人の固定資産税を1月中に納めなければならない。
日本のように,納税の連絡通知書も、督促の連絡も来ない。
連絡が来なくても1月を過ぎるとその後の支払いで延滞金が加算される。
日本人友人の話では、2,000ペソ(約4000円)が10ヵ月後の支払いで8000ペソ(16,000円)支払はされたと言う話も有った。
私は外国人で土地を持てないが、家内名義の土地と家がパングラオ町にあるので、今日午後から土地家屋の所在するパングラオの町役場へ、家内と納税に行って来た。
納税待ち順番がわずか4番なのに1時間も架かった。
一人当りの待ち時間が10分から15分...。
日本も、役所の窓口の待ち時間は長いけれど、桁違いに長い...??
納税だけで、一人当り、10分から15分も架かるのは信じがたい。
完全に職員が怠けているか、システムに問題があるかどちらかだ。
それを毎年毎年改善しない役所。
それに文句を言えない、フィリピン住民。
フィリピン人は本当に、役所の人間には文句どころか、質問もできない。
役所に文句を言うのは、何時も英語が達者な西欧人ばかりだ...
これでは、フィリピンは何時までたっても中々良くはならないだろう....。