池袋のTOHOシネマズで、映画「コンクラーベ」を見てきました。
歩いてすぐの映画館です。調べたら間に合いそうで、急遽17時20分からの回に行きました。ローマ教皇が亡くなられて、今度本当にコンクラーベが行われるタイミングなのですから、凄くタイムリーな映画でした。けっこう混雑していて、残席もほとんどありませんでした。

ネタばれになってしまうので、内容については細かくは書きませんが、聖職者といえども人間で・・・けれど神の前に謙虚に自分を見つめなおせる姿も描かれていました。そして聖職につくこと、信仰をもとに人生を捧げる事の厳しさも感じた映画でした。

多様性を認めて、教会も進歩していく必要がある、という言葉に共感しました。バチカンはこの映画をどう思っているのか興味があり調べてみましたが、今のところは敵対するような反応もなく、どちらかと言えば、好意的なのだそうです。映画として距離を置いて楽しんでいるような印象だ、という監督のインタビューもありました。私は、プロテスタントだけれど、信仰という面では共感する部分が多々ありました。

この映画、世界中で大ヒットしているのだそうですが、見て納得しました。公開18日で興行収入3億円だそうです。上質な映画で見ごたえがありました。

ミケランジェロの最後の審判が掲げられているシスティーナ礼拝堂で行われるコンクラーベ。映画を見て、今度はイタリア、バチカンに行きたくなりました。

お勧めの映画でした。