同じ会社で一緒に働いてきたおじちゃんが亡くなった。
2年位前にガンで退職し、それでもガンがなくなったからと
会社にも何回も遊びに来ていたおじちゃん。
また会社に復活するからって笑顔で手をふっていた姿が目に浮かぶ。
実感がわかないまま、お通夜に行った。
受付もしないうち、入口のおじちゃんの笑顔の写真を見ただけで涙が出てきた。
おじちゃんの死に顔はとてもきれいだった。
最後に会ってればよかった、ごめんね・・・。
手を合わせた時、この言葉が心の中で繰り返された。
気丈な奥さんを見たらまた心がジーンとなる。
最後はちょっと苦しかったようだったが、すーっと息をひきとったと聞いた。
もう、大丈夫だよと奥さんが言葉にしたら、安心したように逝ったそう。
ステキな夫婦だったんだね。
苦しい時間は少しだけ、楽しかった時間に比べればちょっとだけ。
そんな風に思えた。
安心して、天国へ行ってね。
今度はみんなを見守っててね。
今まで本当にありがとう。
おつかれさまでした。
あの時のように、笑顔で手をふってくれている姿が見えたような気がした。