群馬県にはどの町にも温泉が必ずあります。
同じ市内ですが私の住む場所から40分ほどかかる温泉へ行ってきました。
倉渕村・・・夕方出かけましたが、車のヘッドライト以外の灯りは
寂しいくらいありません。
そんな場所ですが、温泉施設の灯りが見えるとホッとしました。
お爺ちゃんとお婆ちゃんしかいないのでバタバタせずのんびりと
温泉につかれました。
直接声はかけられませんでしたが、
お婆ちゃんの話は最近の私には身に染みる話で・・・
「働くことでも何でも毎日やることがあるって良いことだよ」て言ってました。
サラリーマン生活も長くなりましたが、
毎日忙しく働いてきてある日突然もう仕事しなくて良いよと言われたら
趣味が無い私にはキツイことだなって思いました。
不器用で真面目だけが取り柄なので、任された仕事をただひたすら一所懸命に
やるしかないと生きてきました。
毎日できる趣味とか生きがいとか十数年後にやってくる定年退職の日までに
見つけなくちゃなとあらためて思いました。
出来れば結婚もしてみたいし、子供は無理ですけど家族を持ちたいです。
お婆ちゃんの話を聴いて、
温泉に浸かりながらしみじみ将来老後について考えました。
倉渕温泉は茶褐色のショッパイ温泉です。
故郷の温泉の質と同じ(山の逆側ですから当たりまえですね)で
とても温まりました。
趣味はありませんが、温泉街で育ったので温泉入るのは好きです。
辿り着くまで何もないので慣れないと夜道は怖いのですが、
温泉と婆ちゃんの話を聴きにまた行きたいと思います。