相変わらず、あんまり調子が良くないのですが、ほんの少しずつ回復している感じはします。平日に、たいした家事もしないでゴロゴロとお休みできるのは、本当に有難いことです。恵まれています。
早めにお昼の用意をして、私は美容室に行きました。パパッとシャンプーとカットのみして帰って来ました。それからマッサージチェアでうたた寝しながら休んでいました。
夕方から、3月生まれの夫と三男の誕生祝いを兼ねて、広島お好み焼きのお店に行きます。頑張らなくちゃ!!
教会の最高齢メンバーHさんが帰天されたという連絡がありました。99歳だそうです。晩年、ご主人を見送り、続いて妹さんも亡くなり、その何年か後には、頼りにしていたご長男も亡くなってしまわれました。最晩年に、過酷な経験をされたHさん。それでも静かに諸々を受け入れて、教会に通っていらっしゃいました。そのうち、引きこもってしまっていたお孫さんが、Hさんの教会通いの付き添いをしてくれるようになりました。私は彼の様子を良く覚えています。誰とも話しをしないで、いつも礼拝堂の一番後ろの隅っこに座っていました。そしてHさんと帰っていく。そんな繰り返しの年月が過ぎて、奇跡のような展開がありました。なんとそのお孫さん、ひきこもりから脱却して就職し、さらに出会いがあって教会で結婚式を挙げたのです。牧師先生の前に、二人で結婚の誓いをして・・・古い教会での最後の結婚式だったと思います。牧師先生の毎週の説教がお孫さんの心に届いて、動かされたのでしょう。Hさんの祈りは届いたのです。
その後の工事期間はHさんにもお孫さんに会えませんでしたが、その間にずいぶん弱ってしまわれた様でした。でも、クリスマスにはお孫さんご夫婦と、娘さんが付き添って、車いすで新会堂にも来てくださいました。私たちはみんなで大喜び、大歓迎でした。素晴らしい教会、とおっしゃって下さり、私は嬉しかったです。
Hさん、この地上で為すべきことは全てまっとうされて、旅立たれたのだと思います。新会堂での初めてのご葬儀になりました。お好きだった賛美歌を歌い、皆でお見送りしたいと思います。
Hさん、本当に長い間、私たちと共に信仰の道を歩んで下さり、ありがとうございました。どんなに励まされ、また慰めをいただいたか分かりません。寂しくなりますけれど、しばしのお別れですね。