午前中、祈祷会に行き、日曜日の準備などしていました。日曜日、礼拝が終わってから入り口のスロープ脇に植栽をするのですが、自分たちでやるのでその準備です。土を掘り起こしてふるいにかけて、不足している分は、土を購入してきて入れるのです。ふるいやシャベル、スコップなどを集めました。何人手伝って下さるか、お天気も心配です。

そんなわけで、今日は帰宅してからはくたびれてしまい、休んでいました。

ここ最近の友人たちとのやりとりや、トランプ政権の人事などの報道を目にして、なんだかため息が出てしまいました。

トランプさんは、嘘・差別を口汚く公言してはばからない人、という印象を持っています。彼に熱狂して支持する人たちが多かったアメリカに、ヒトラーがヒステリックにユダヤ人を蹂躙した姿が重なって見えてしまうのです。ヒトラーに引き付けられた社会は特殊な社会では無かった、という事なのかもしれません。トランプに引き付けられるアメリカも、特殊な人たちだけが形作る特殊な社会ではない、という事なのだと感じます。

トランプの再選は、嘘と差別と反知性に人々が鼻をつままなくなる効果を世界中にまき散らしてしまったとも感じます。言ったもん勝ち。居酒屋のカウンターでうだうだと語るレベル。理性も知性も感性も大いに疑われる本音なのでしょう。
でも、むき出しの本音だけでは民主主義は機能しないのです。これからアメリカは、世界は、どこに向かっていくのでしょうか。

COPのパリ協定からアメリカは離脱するのでしょう。
イスラエルのネタニヤフはトランプに真っ先に祝意を表したそうだ。・・・私たちがイスラエルに行った時、まさにアメリカ大使館がテルアビブからエルサレムへと引っ越し作業が行われていたっけ。喧嘩を売る様な事、しなければ良いのにと思ったけれど、本当に戦いになってしまった。ロシアのプーチンもトランプもエゴを押し通したモン勝ち、国連で拒否権を発動しまくって、我が道を突き進んでいくのでしょう。

友人から、トランプとハリスの支持層について、CNNのデータが送られてきました。男女間の分析も含めて、所得格差と言うよりも教育レベルの差もあるようでした。
教育格差とリンクして、史上初めて、低所得者層が共和党、高所得層が民主党、という結果にもなったようでした。これではラストベルトで勝利できなかったのも納得せざるを得ません。


ため息ばかりついていても仕方ないですね。我が日本政府は、このままトランプさんのアメリカに尻尾を振るアメポチを続けるのか、注視していきたいです。

歴史から学ばない人間は、直立歩行するだけの凶暴なサル

1人1人が声をあげなければ、と強く思います。