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夫の同窓会誌

2024/10/30 15:43jun
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今日は午前中、霧雨のようなお天気でした。午後からは曇り。すっきりとした秋晴れは少ないですね。私は今シーズン初の薄手のコートを着て、教会まで歩きました。肌寒かったのです。祈祷会から帰ったら、静かに在宅でゴソゴソと事務仕事や家事をしています。

時間に余裕があったので、先日夫がいただいてきた、「翠嵐」という彼の高校の同窓会誌を読みました。東京同窓会で発行していて第70号・・・凄いなぁ、と思います。

表紙をめくるとすぐに中曽根康弘の絵、その裏には福田赳夫の書。なるほど。総理大臣が二人出ているとこうなるのね、なんて思いながら読み進めました。

私の高校の同窓会誌は、編集委員が卒業生の方を訪ねて、インタビューして記事にまとめたものがメインの記事です。それが何本かあり、その他はクラス会や、部活動の報告、母校情報などで、この辺はどこの学校でも同じようなのでしょう。それに比べると「翠嵐」は、ほとんどが投稿記事になっていました。卒業期ごとに中心になってまとめるように決まっているようでした。
若い方から、年配の方まで自由に書いて投稿するようで、なかなか面白く読みました。

私はラグビーが好きなので、ラグビー部創部の頃の話や、第100回の早慶戦に高校ラグビー部の後輩を招待した話など、とても興味深く読みました。母校愛を感じました。また、テレビディレクターの話も、知らない世界の話で、とても面白かったです。番組の企画や制作のことなどが書かれていました。この方は、「世界の果てまでイッテQ」の生みの親の方でした。当初視聴率が上がらなくて、打ち切りか、と思った時に仕事運にご利益のあるパワースポットNo1に群馬の榛名神社が書かれている記事が目に留まったそうです。半信半疑ながらお参りしたところ、視聴率が急上昇して、それ以来お参りを欠かさず続けている、と書かれていました。製作者、出演者の真面目な気持ち、情熱が溢れていて、動画SNSや海外のプラットフォームには無いものだと感じました。番組を見る目が変わりそうです。

母校情報も面白かったです。大学の進学実績なども書かれてはいましたが、それより大きなページが割かれていたのはライバル前橋高校との定期戦という2校間の運動会のような記事でした。「撃滅前橋」「必勝高崎」なんていう登り旗が掲げられ、応援団も出て、テニスやバスケなどの部活対抗から、一般対抗の駅伝、徒競走、綱引き、大縄跳び、玉入れなんていうのもありました。写真付きでこれもとても面白く見ました。今年は前橋高校の勝ちだったようです。この定期戦、78回も続いているようです。大真面目で玉入や綱引きをしている写真、男子校ってこういう感じなのかぁ、と思いました。

Tさんと夫も、あの写真の高校生たちのように過ごしていたのだなぁと思います。時代は変わっても母校の精神は受け継がれるのですね。
夫も私も、生涯の友に出会え、かけがえのない時間を過ごせた幸せな高校時代を過ごせたのだと思いました。

また続きを読もうと思います。
次に読みたいのは、在校生がプログラミングアワードを受賞した、高校2年生が書いた記事です。認知症恐れ早期発見デバイスを開発したそうです。物忘れが気になる私と夫。是非読まなくちゃ、と思っています。

さて、夕方の家事を始めましょう。

jun


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