金沢文庫の特別展「津久井光明寺」に行きました。
さて、展覧会の前に昼食です。
昼前くらいからよく晴れてきて暖かくなり、良い気分だったので、コンビニで買ったサンドイッチ等を、隣接する称名寺境内のベンチでルンルンとした感じで食しておりました。1枚のサンドイッチの半分ほどを食べて残りを手に持っていたところ、近くのベンチの方が「トンビ、トンビ」と教えてくださったような気がしました。つぎの瞬間、手にちょっとした痛みを感じるとともにサンドイッチの残りは消えていました。もう一度お声をかけてくださって上のほうを見ると、はるか遠くを1羽のトンビが急上昇していきます。
何が起こったのかを悟りました。なんというか、口があいてしまったような感じで、一種の感動を覚えました。それから、トンビの話題で盛り上がったのは言うまでもありません。
「トンビと油揚」の言葉もあるし、人から話に聞いたこともあるのですが、自分の身をもって体験してしまいました。まあ、金沢区は海と山の両方が備わっているし、鳴き声も聞こえていたしなあ。これから気を付けるようにしましょう。
なんといっても、良い日和でありました。ウグイスの声も聞こえたし、カメも泳いでいたりして、のどかな春の一日でした。
展覧会ものんびり、そのあとのお散歩ものんびりで、すっかり暗くなってしまいました。空には旧暦正月14日の月。