横浜市中区に三渓園という庭園があります。名称のおこりは、原三渓さんという実業家が創設したことにあります。
以前、三渓園はヒガンバナもきれいですよという趣旨のコメントをしたことがありました。また一昨日は、うちの近くの公園で開花しているのを見つけましたので、さてどうなっているだろうかと思って久しぶりに訪ねてみました。
こちらは紅花
セミの世界では、ツクツクボウシが主力となっていました。
季節が移ってゆきます。
三渓園について調べていくと、三渓さんのお人柄が偲ばれたり、明治以降の日本の歴史に大きな関わりがあって興味深いのですが、際限がなくなりますのでやめておきます。
ところで、横浜といってイメージされるのは、やはり港でしょうか、またみなとみらい21エリアとか中華街などもありましょうか。いずれも、海に近い平坦な地区ですが、私の感覚ではむしろ「山と坂」の街です。標高はせいぜい150メートルくらいですが、傾斜の急なところがたくさんありますし、森も少しは残っています。
で、三渓園も山、谷、池、動植物、建物などが調和をつくっている庭園です。わたくし的には、たいへんおすすめです。