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典子さん訪問

2025/09/01 19:55jun
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典子さんは80代の後半の方で母の会社員時代の後輩で・・・とにかく私の直接の知人では無いのですが、母が施設に入所中に何回も見舞って下さったりとか、ご縁があって、今は私とも少しだけ交流がある方です。

約束通りの時間に最寄り駅に車で迎えに来てくれました。彼女の自宅で、お昼をいただき、4時近くまであれこれと話し込みました。

あっぱれだなぁ、と益々思わされました。愛犬も死んでしまい、完全な一人暮らしなのですが、食事もきちんと3食調理して食べていました。ご近所のピアノ教室に週2回通い、デイサービスにも週3で通い、プールで泳ぐそうです。さらに月に2回、公民館での折り紙教室にも参加している、と作品も見せてもらいました。

あまりに正論を言い、ご自身もきちんと生活されているので、お嫁さんからは煙たがられているようですが、それも本人は充分承知している様子でした。一人の寂しさも全て受け入れて暮らす。年を取るってそういう事だ、と言っていました。私は、夫とのことを少し愚痴ったのですが、死ぬまで今のままの力関係で良いのならともかく、現状に不満があるなら、はっきりと主張して変えるべきだ。行動するかしないかは、もう自分の責任。相手のせいにはするな、ということでした。ごもっともな意見でした。

典子さんにはボーイフレンドが居るのですが、二人で仲良く食事に出かけたり、旅行したりしているそうです。でもお金の事だけはきちんとしたい、とご馳走になるにしても、過分にならないように気を付けているのだとか。典子さんは経済的に余裕もあるのでしょうけれど、賢いし見事だなぁ、としみじみ思いました。私は、とてもあんなお婆さんにはなれないなぁ、と思い帰って来ました。


ピアノの演奏をしてくれました。ショパンのプレリュード7番。
それから和服を仕立て直したワンピースとパンツ、ブラウスなども見せてもらいました。和服を私が持って行けば、ほどいて仕立ててくれる、と言ってくれました。でも、教えるから自分でやってみなさい。何事もトライよ、とはっぱもかけられました。

でも、私は、無理無理!! 作って欲しい、とお願いしてきました。
今度、いくつか着物を持って頼んで来ようと思っています。一人はつまらないから、又来てね、と言っていただけました。だから、着物のリフォームは図々しく縫ってもらおうと思っています。

以上、本日の報告でした。

jun


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