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パッチワークと山荘で思う事

2025/07/03 16:43jun
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今日はYさんが来てくれる日でした。あまりに暑いので、掃除の途中で水分補給とお休みをしながらの作業で、休んでいる時の雑談でパッチワークの話になりました。

Yさんはいつも可愛らしいパッチワークのミニトートを持って我が家に来てくれるのです。私が教会のパッチワークの会に参加したことを話して、縫いかけの物も見てもらいました。Yさんもずいぶんパッチワークとかキルトなどをやっていたそうで、いつものミニトートは自分で作ったものだそうです。

四角い布を縫いつなげていくのは、基本のきの字で、まずスタートはここからなのだそうです。教会のIさんみたいに、布のつなぎ目をチェックしてくれて、きちんと縫えてるわよ、と言ってくれました。次はきっとポーチね、と言っていましたが、そうです。その通りです。基礎からの順番があるようでした。

パッチワーク用の針も糸も無いし、家でもう一度つくろう、と思っても布も無いし、買い物に行かなくちゃ・・・と話したら、なんとYさんが一式プレゼントしてくれる、と言うのです。もう目が疲れてしまい、一緒にやっていたお友達も引っ越ししてしまったし、もうやらないから、処分するつもりだったの、と言うのです。大喜びしてしまいました。どこかにしまってあるから、見つけたら持ってくるね、と言ってくれました。・・・すごく有難いです。Yさんは断捨離になるし嬉しいわ。と言ってくれました。
そう言えば、教会のIさんも死ぬまでになんとか大量の材料を減らしたい、と言っていました。


山岳部のオンライン会議で、山荘を2030年には解体して、更地にして鹿島部落にお返しすることに決まった、と夫が話してくれました。我が家にとっては第二の故郷みたいな山荘です。息子たちも春夏秋冬、休みのたびに出かけていました。夏はハイキング、バーベキュー、川遊び、虫取りに肝試し、天体観察などなど。冬はソリ遊びからスキーへ。カマクラを作ったり、巨大雪だるまを作ったり、とにかく遊びまくっていました。小学生になったころから北アルプスにのぼっていたっけ。本当に思い出いっぱいの山荘です。解体前に是非息子たちともう一度出かけてみたいと思います。

思いついて、古めかしい写真を眺めてみました。とても懐かしかったです。学生時代の若い私の写真も出てきました。厳冬期の鹿島槍頂上の写真。夏合宿の剣岳で岩登りしている私。まるでお猿さんのようです。

授業や実習のスキを狙っては山に出かけ、徹夜でレポート書いたりしていたのでした。しかも家庭教師のアルバイトもしていたし、やりたい、となったら徹底的。体力もあったのですね。

今、無職になってパッチワークを始めてみたとは。自分で自分じゃないみたいに感じてしまいました。ものすごい体育会系お婆さんならわかるけれど、写真の中の大学生の私からは想像もできない現在です。

人って変わるものですね。しみじみ。
病気してしまったけれど、当時の経験は私の大切な、かけがえのない人生の1ページです。今もとっても幸せだよ、と写真の中の私に話しかけました。

さて、しとやかに夕方の家事を始めましょう。
最後までのこっていた千日紅、今日でもう片付けよう。
楽しませてくれて有難う。

jun


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