昨日は夕食後、1人でリビングのテレビ前の特等席に、乾燥機の終わった洗濯物を広げてゆっくりたたみながら、そしてロックでウイスキーをチビチビ飲みながら、テレビを見ました。普段はあの時間帯は見ないのですが、昨晩はスペインのサグラダファミリアとガウディーを取り上げていたのです。渡辺直美さんと芦田愛菜さんが案内していたのですが、芦田愛菜さんの下調べと解説が、本当に素晴らしかったです。
道路の先にバーンと聳え立つサグラダファミリアが見えた時の感動や、教会内部のステンドグラスから降り注ぐ光の明るさ、マリアとヨセフとイエスの彫刻など、わぁ~~凄い!!と思わず声が出ていましたが、私も旅行の時の感動を思い出しました。
芦田愛菜さんが、番組の最後の方で日本人彫刻家、外尾悦郎さんにインタビューしていました。サグラダファミリアの完成について、外尾さんのお話が心に残りました。
来年イエスの塔が完成予定だけれど、神ならぬ人間の為すことである以上、完成はあり得ないのだ、とおっしゃっていました。完成、これで完璧、そこに到達できるのは神のみで、自分たちの完成という言葉の意味を考え直した方が良い、というお話でした。精魂込めて、ガウディーと、そしてキリストと向き合って仕事をされてきた外尾さんの深い言葉に改めて感動しました。
私は今年建設中のイエスの塔を見たけれど、来年完成したら、マリアの塔にある星とイエスの塔の十字架、そしてマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4本の塔とが聳え立つ姿も、また見に行けたら、と強く思いました。
来週もバルセロナのようです。チラッとカタルーニャ音楽堂の内部が映ったように思います。来週も是非見たいと思いました。
本で読んだり写真を見たり、も良いけれど、実際に足を運び、目で見てその場に身を置いて感じてきたいと強く思います。
ポルトガルのリスボンからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまで歩いてみたいなぁ。時間や体力の制約があるから、無理だったらタクシーか・・・なんて昨日のテレビでまた妄想が広がっています。
すごく欲張りだね、私。
ところで今日の礼拝、ライブ配信は慣れたせいか上手くいきました。来週は落語会があり、椅子や講壇の配置が変わります。マイクとカメラのテスト、リハーサルの必要がありそうです。担当3人でドキドキしています。上手くいく、と信じて頑張りましょう。
さて、食事の用意をしましょう。
本日のBGMはボラーレ。夫がお留守だと、こういう時はちょっと良い感じです。
音量を大きくしてノリノリで料理します。