9/19の5時前に、スマホの地震速報で突然起こされました。手術日の早朝の事です。せっかく早く目を覚ましたのだからと、朝日が見える場所に静かに歩いて行きました。病棟は16階で、市内が一望でき、遠くには太平洋まで見渡せます。その日は水平線に平行して雲がありましたが、久々に見る幻想的な美しい夜明けでした。自然に両手を合わせて、手術が無事終わりますように、手術の痛みなど乗り越えられますように・・・・と祈っておりました。
朝食も水分も制限され、午後の手術に備えて点滴をされました。
午後2時に手術室に入り、麻酔をかけられ、目を覚ましたのは翌日の集中治療室でした。点滴や鼻からの酸素吸入、尿管や血中酸素を調べるモニターやらなんやら、あちこちに管が付いていて、大変な手術をしたんだと実感しました。痛みは薬でコントロールされ、ほとんど感じませんでしたが、病室に戻ったお昼頃から、吐き気がひどくて気持ち悪く、術後一日目の昼食(おかゆ?)が出ましたが、とてもとても食べられる状態ではありません。夕食も出ましたが、まだまだ食べられません。こんな思いはもう私だけでたくさんと思いながら、寝ているしかありませんでした。それでも、看護師さんに「ちょっと立ってみましょうか?」と起こされ、フラフラしながら立った途端に、吐いてしまいました。胃が空っぽでも、胃液が溜まっているのでしょうか。
赤丸印が25mmの腫瘍で、左下葉と小さな赤丸(4つのリンパ節)を切除しました。内視鏡でのダビンチ手術(ロボット支援)で、快復は早いそうですが、どうなる事やら・・・・。次回に続きます。