この年齢にしてはあり得ないんじゃないかと思う程、健診結果に問題の無かった私なのですが、数年前に便潜血の項目が加わって以来「要精密検査」を突き付けられ始めました。
日頃トラブルを感じていないのでまさかとは思うものの、下血に驚いて病院に行ったら大きいポリープが見つかった同世代の友達もいたし、一度検査をしてみようと思い続けて2年程、いざとなるとどこに行ったら良いかが分からないでいました。
そんな私がある日、うちのシェフよりも先に次郎長に一人で行くと、女将が突然「大腸内視鏡検査とかはどうしてるの?」と話を振ってきました。
たまたま女将がその前の週末に検査をしてきたってことだったのですが、近くに良い病院があってもう何回も検査をしているというので、これは何かのお導きだと私もすぐに行ってみたのです。
すぐには予約が取れない程に多くの人が検査を受けていることに驚きながら、やっと迎えた当日、不味い・キツイと評判の腸管洗浄液を早朝から2リットル飲み続けましたが、私は結構大丈夫でした。
検査後に自分から甘い匂いがしている気がして、あ、これはあの梅味の洗浄液が臭っているいるんだ、と気づいた程の濃い味に飽きる感じはありましたが問題なく飲めました。
便が透明になるまで飲み続ける液体の話も、前日の検査食とかもネタにしたかったのですが、検査前に記事にしておいて深刻な結果になったらそれをどう公表したらいいか分からないぞと控えていたら、何と!腸の中の写真は人に見せたい程のきれいさで、癌もポリープも、痔すら無かったと検査当日に判明。
じゃぁなぜ潜血反応があるの?という謎だけが残りました。