鳴門の阿波踊りはすでに始まっているが、徳島市の阿波踊りが明日から始まる。私も「連」に入って踊ったことも、桟敷券を買って桟敷で見たこともある。老人ホームへ慰問に行くと、車いすの上で体を動かしたり、倒れそうな踊りを楽しそうに一緒に踊ってくれたのを思い出す。阿波人はこの音楽が小さいころから体に染みついている。踊りは、1週間もすればカッコがつくが、団体のフォーメーションがあり、ここの音楽、この掛け声で右を左をまっすぐ、掛け声を出す等々練習が必要で、また6月半ばくらいから練習したが、転勤族の奥さん連中はダイエットになると言って嬉々として練習していたの思い出す。 しかし、ひどいのは、何もかもが踊り料金になることで、その辺の食堂にふらっと入ってビールをなどと考えたら高いものにつく。
また、その混雑ぶりは通常26万人の市の人口が、4日間で160万人になることでもわかる。高速1000円がなくなって少しは減るだろうが、子連れで迷子にならないよう気をつける必要がある。私は引退してからもっぱらローカル局の中継を見るか、その辺の神社のお祭りに見にいくこととしている。 しかし、いつもこの時期になると何もかもが阿波踊り一色で徳島はほかに何かないのかといつも疑問におもってしまう。