レーザーポインターの安全基準
レーザの使用において、しばしば問題とされるのがその安全性です。
現在安易に購入可能で、使用頻度も多いレーザにより、世界中で幾つかの事件が発生しています。
たとえば、車を運転中の運転手や、プレイ中のスポーツ選手の目にレーザポインターの光を意図的に当てたり、歩行中の人の顔に無差別にレーザを照射したり等です。
これらのほとんどの事件は、人体に影響を及ぼす可能性の低い、つまり安全性の高いクラス1のレーザを用いて行われましたが、一歩間違えばその行為によって発生する二次的な事故や、個人に取っての不利益、利益は容易に想像できます。
日本でも最近、1997年に起こったプロ野球中のピッチャーへのレーザ照射が発端になり、メディアでレーザの安全性が取りざたされることとなりました。レーザが生活に浸透する事によって発生した一つの社会問題と考えられます。
強力レーザーポインターの購入
これらの事は主に使う人の道徳的問題であり、レーザの危険性と言う上では正しい事例とは言えないと私は思います。
食事用のナイフでも、氷のつららでもその気になれば凶器になる訳ですから。
レーザの場合その殺傷力が危険と言うのでは無く、その他の道具には無いまれな性質を持つ道具として、その利用方法によっては危険になるわけです。
とは言え、技術面でレーザを野放しにすれば、レーザは上述の様な事件でさえ深刻な問題となります。
非常に放出強度の高いレーザを誰でも簡単に入手できれば、さながら、U.S.の銃のように日本の日常生活は変化を余儀なくされるでしょう。
黒色ボデイ高出力レーザーポインターです。携帯に便利なので、学会発表、小規模のミーテイングに最適。天文星を指すことができます。旅行や冒険や観光にも最適。
●半導体レーザーポインター 出力の波長選定について
弊社標準製品に搭載している赤色系半導体レーザ(波長635~830nmの領域)では、
波長が小さくなると ----> 目視で、より明るいレーザ照射光が得られます.
5m以上の長距離照射、或いは屋外等の明るい場所での目視確認利用時に有利になります.
この場合、波長635nm, 650nm等の波長の小さい半導体レーザが有効です.
波長が大きくなると ----> 比視感度が低く、人間の目では確認し難くなります.
例えば、波長780nm, 830nmでは(近)赤外線領域となり、視認性が極めて悪くなります.但し、波長が大きい半導体レーザにおいては、一般的に数十mWクラスの高出力品が比較的安価に入手可能であり、受光センサーや CCDカメラ等の目視以外の方法で検出する用途においては有利になる場合があります.
目視確認時の明るさの目安 (同一出力の場合の相対値)
【レーザー 出力 クラス知識化】
① 技術の転用は新たなリスクを生み出す危険性がある。
大人が使う事務用品からおもちゃに転用されたため、事故が発生した。子供が使う という観点での検討が必要であった。
② 低電圧が安全とは限らない。
レーザーポインターは電池駆動であり、電気用品取締法の規制対象でなかった。 しかし、この光は一定の波長の連続した光で、目に入ると、網膜上に非常にシャープに集光するため、太陽光の100倍ほどの刺激を与えるほど危険である。
③ 使用方法を守らせるには限度がある。
海外製品のため日本語表示がなかったが、今後インターネットでの購入などで、ますます使用法の徹底が困難になってくる
https://www.facebook.com/video.php?v=139267846421375