パソコンを使用しない時は、コンセントから電源ケーブルも抜く
パソコンを長時間使用しない時は、電源を切ります(休止状態またはスリープ/スタンバイ状態にすることも含む)。その場合でも、微弱ですが、いわゆる、待ち受け電流が流れています。
これを防ぐために、電源を切ったときは、コンセントからも AC 電源ケーブルを抜くようにしましょう。
パソコンをつないでいない AC アダプタ単体でも電力を消費します。パソコンがつながっていない場合でも AC アダプタもコンセントから抜くようにこころがけましょう。
純正 ZenBook UX21A バッテリー充電が100%になったら、AC 電源ケーブルを抜き、バッテリー電源を使用する
ノート型パソコンの場合、バッテリー電源と AC 電源を交互に使用しましょう。
バッテリーレベル警告
バッテリー容量が(初期設定値の)10%に下がると警告メッセージがでます。その時点で、AC 電源ケーブルを接続することで充分間に合うはずです。
バッテリーは充電 → 放電を繰り返すことで、長持ちすると言われています。AC 電源ケーブルを繋ぎっぱなしにしておくことで、電力の節電がなされない上に、折角のバッテリーの寿命が下がるということになってしまいます。
電力消費が多くなる昼過ぎや夕方はバッテリーを使うことを心がけましょう。
画面の明るさ(輝度、ブライトネス)を下げる
通常デスクトップパソコンでは、画面周辺に明るさを変更できるボタンがあります。ノートパソコンではキーボードの 「Fn」 キーを押しながら、太陽のような形をしたアイコンのキーを押して調整するのが一般的です。
パソコンEee PC T91MT バッテリー大容量での作業に支障のない程度に明るさを下げて使いましょう。
ヒントのアイコン
スクリーン セーバーは CPU 負荷の小さいものを
3D グラフィックのアニメーションを表示するようなスクリーン セーバーは、CPU やグラフィック プロセッサが常に処理を行うため、大きな電力を消費続けます。
スクリーン セーバーを利用するときは、CPU などの負荷が小さい 「ブランク」などを選択しましょう。
ウィンドウズの電力設定を 「省電力」 に変更する
コントロールパネルから呼び出す 「電源オプション」 で電源プランを変更します。
電源プランとは、コンピューターによる電力の使用を管理するための、ハードウェア設定とシステム設定を集めたものです。電源プランを使用すると、コンピューターの消費電力の低減、パフォーマンスの最大化、またはそれらのバランス調整を行うことができます。
Wndows 7 / Vista 機:
「スタート」 メニューの 「コントロールパネル」 を開きます。「ハードウェアとサウンド」 から 「電源オプション」 をクリックして開きます。
「省電力」 に設定変更することで、パソコンの基本設定が省エネタイプになります。CPUのデータ処理速度を制限し、画面やハードディスク (HDD) への電力供給を一定時間でオフ、さらに自動でスタンバイ (待機) や休止状態にさせるなどの変更が行えます。初期設定値に加えて、個別の時間の変更や画面の明るさの変更などもできます。
設定時間後には自動的に画面が消灯し、HDDが停止しますが、スタンバイ (待機) からはマウスやキーを操作すれば再び動き出します。休止状態になった場合は、電源ボタンを押すことで再開します。
データの処理速度が落ちるので、全体的な動作がやや緩慢になりますが、必要な時だけ設定を元に戻せば対応できるでしょう。
XP 機:
「スタート」 メニューの 「コントロールパネル」 を開きます。「パフォーマンスとメンテナンス」 から 「電源オプション」 をクリックして開きます。
電源設定を 「ASUS K93S充電池 の最大利用」 か 「ポータブル/ラップトップ」 を選びます。
マイクロソフト社の Windows PC 自動節電プログラムを使って PC を節電設定に変更する
マイクロソフト社が、個人向けに 「Windows PC 自動節電プログラム」 を無償で提供しています。自動で節電に有効な設定に変更され、平均で約 30% の節電になるとしています。
スリープ / スタンバイや休止状態を活用する
パソコンを使用しない時、電源を切る形態には4通りあります。シャットダウン(終了)、休止、スリープ (Vista / 7 機)、それにスタンバイ(XP 機) です。
シャットダウン / 休止の状態では電源が完全に切れるのに比べれば、スリープ / スタンバイの状態は一定の電力を消費します。
その中で、シャットダウンで終了した場合、再度立ち上げるにはハードディスク (HDD) を最大にアクセスして立ち上がります。そのために、休止状態やスタンバイ状態から再開する場合よりも、より多くの電力を消費します。
XPのデスクトップ機のケースで、1時間45分以内に再開する場合、シャットダウン / シャットダウンからの再開よりも、スタンバイ / スタンバイからの再開の方が、電力消費量が少なくて済むとの検証がなされています。
ネットに接続していない時は無線装置 (ワイヤレスアダプター) の電源を切る
インターネット検索や、メールの送受信をしていない時、いわゆるネットに接続しないで作業できる場合は、無線装置 (ワイヤレスアダプター) の電源を切りましょう。必要になった時に電源を入れましょう。
有線 LAN に接続できる環境がある場合は、有線 LAN に接続しましょう。その時無線 LAN は明示的に無効にしましょう。
電源を切ったり入れたりする方法は、パソコン互换 A42-G74バッテリーによって違いますので、製品の説明書を確認しましょう。
「家庭内LAN無線ルーター / ブリッジ」 では夜間電源オフにするなど、製品によっては節電設定が可能なものもあるので活用しましょう。
使用してない USB 装置は外しましょう
多くの USB デバイスは、利用しているかどうかにかかわらず、接続しているだけで一定の電力が消費されます。
USB マウスを使用している場合、マウスを外し、タッチ パッドかタブレット ペンを使用すると、電力を節約できます。
USB フラッシュ ドライブを使用している場合は、不使用のときは外してください。
停電対策
計画停電が分かっている場合、パソコンは停電前に終了しておきましょう。
XPの 「スタンバイ」 は、高品質 M70S バッテリーが無くなると、開始できなくなりますので要注意です。
デスクトップパソコンは 「UPS(無停電電源装置)」 を介してコンセントにつなぐと、使用中に停電しても、UPS内蔵のバッテリーから電力が供給されます。