午前8時過ぎ、下の会社で産廃を排出するので、夫の建築の材料などを一緒に出してもらいました。前々から少しずつまとめて、カタログとかサンプルなどは、駐車場の夫の車の後ろに集めておいたのです。
今朝、夫の車を動かそうとしたのですが、バッテリーがダメでした。結局動きませんでした。この車、だれも欲しいと言わないので売却することになるとは思うのですが、動かなくなってしまった姿を目の当たりにすると・・・すごく悲しくて、ちょっと泣きそうでした。助手席に座って、ゴルフはもとより、ずいぶんいろいろと連れて行ってもらいました。
夫の産廃料金、多分すごく割安にしてくれたのだと思います。
それから社員に教えてもらったので、自動車保険の解約申し込みをしました。けっこうな金額が返金になるようです。ついでにJAFの退会もしました。
午後からは夫の部屋の荷物整理をしたのですが、出てくる資料やノートなどで一番多かったのは山に関することでした。次は建築。
私はキンクしないようにザイルを整理して、ハーネスやシュリンゲをまとめて、作業しながら泣いちゃいました。
こんな後始末、出来るのは私だけだよ。息子たちならみんなまとめて捨てちゃうんだから。バカ!! それにノートに出てくるのは山の事ばかり。家族や私は眼中になかったの?? そんな気持ちで片づけていたけれど、途中から悔しくなって、もう泣かない。と今度はプンプン怒っていました。
一息ついて、2024年に夫がパキスタンに行った時の紀行文が掲載された日本山岳会の雑誌を読みました。タイトルが至福の時。
至福の時、と言える時間を夫は過ごせたのだから、良かったのだと思うけれど、私はちょっと複雑な心境でした。でも、二人で過ごした45年の間にだって、至福の時はあったはず。そう自分に言い聞かせました。
夫の文章、スケッチ、設計図や施工図、メモの類、コレクション・・・改めて彼がどんな人間だったのか、突き付けられるような気持ちでした。
遺品整理もなかなかに辛いものです。