お天気もそこそこで、比較的しのぎやすかった東京です。それなのに、予定した仕事はあんまりはかどりませんでした。
Yさんが来てくれて、彼女のご主人の容態を聞いて、気が滅入りました。
とても良くない状況で、10月一杯もつかどうか、とYさんは言っていました。
お別れの時が迫っているけれど、息子さんと二人で極力普段通りの生活をする、というYさん。・・・そうやって時を過ごしていくしか仕方ないのだと思いました。
私は少し溜まってしまった経理の整理と家計簿などは片づけました。ただ、池袋の銀行へは行けませんでした。最悪は明日の外出前に記帳だけは済ませようと思います。
袴田さんの判決。無罪とは言え58年もの時間が過ぎて、さらに検察が控訴するかもしれない・・・
御嶽山の噴火から10年。漸く今年慰霊登山をされた母親と息子さんの映像が流れました。突然断ち切られた平凡な家族の日常。受け止めきれない。10年の時間が必要だったのだ。
能登の災害。年に2回も自然災害に見舞われるとは。激変した我が家、風景に呆然とする人。
テレビを見て、理不尽だ。不条理だ。と、暗澹たる思いにとらわれます。
そういう気持ちを抱えたまま、それでも人は生きていく。
救いはないものか、と思った時に教会の十字架が思い浮かびました。
何の罪も見出すことができなかったイエスは十字架で処刑される。
このやりきれない気持ち、悲しさや怒り、理不尽、それらを自分の十字架として背負い生きていく。誰でもみんな自分の十字架を背負っているのだ、と改めて思います。
1人で背負うのではなく、誰かと共に支えあう。
そして私はイエス様にも共に担っていただきたい、と願います。
そう言えば、拉致被害者の横田さんご夫婦も、めぐみさんが拉致されてから、昭和59年に洗礼を受けられたのでした。ヨブ記に感銘を受けられたのだとか。
突然理不尽な苦しみに遭遇するヨブ。・・・共通する気持ちが御有りだったのでしょう。
とにかく、いつものニュースでも、今日はサラッと受け流すことはできませんでした。
明日こそ、しっかり働きましょう。全部クリアして、夕方からは蜂屋さんたちbbrさんと祝宴です。頑張ろう。