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帰宅しました

2024/06/12 17:38jun
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今日は6時45分から、朝食でした。
朝食の時に課題があり、それは黙食することでした。静かに食物と向き合って、一つ一つ、じっくりと味わい、いただく、という課題でした。4人でテーブルに着きましたが、それぞれが静かに味わい、いただきました。ビュッフェでしたので好きな物を取って来ます。私は様々な食感、味の違いなどを再認識しようと色々な物をほんの少しずつ取って来ました。カレーの刺激、麦とろご飯は私の咀嚼を拒否して喉へと滑り込んでいく、ワサビの刺激は香りと共に鼻に抜ける、野菜一つ一つの味わい、本当にいろいろな発見がありました。私は初めての経験ですが、何回か経験している方は、1人暮らしの1人だけの食卓も、黙食のリトリートをするようになり、寂しさを感じなくなったし、良く噛むようになって、体調も良い、と話されていました。

9時から12時まで最後のセミナーと集会があり、記念撮影をして解散になりました。

3日間、テーマに沿って、自分の経験や、気づき、発見などを少人数で話し、分かち合うのですが、聴く人に理解してもらうために話すのでは無くて、ただ聴いてもらうために話す、だから詳しく説明したり全部を話す必要はなくて、まず短く文章にまとめて、それを読む、というやり方でした。

そして聴いた人は、評価したり、コメントしたり、質問したり、補ったり、正したりは一切しないのです。心の沈黙、静けさを守りただただ聴くことに専念する、そういう聴き方に徹するのです。

テーマに沿って自分の今までの人生を振り返り、転機や嬉しかったこと、悲しかったことなどお互いに話し、聴きしていくうちに深く自分自身と向き合う時間でもありました。

たった3日間でしたが、私は自分が解放されたような気持ちを味わいました。
病気はもう嫌です、と泣き、肺癌も見つかりこれからどうなるのか怖いです、と言い、もう耐えがたいです、と包み隠さず言い、涙する自分を一人静かにさらけ出せる時間でした。そして、ただただ聴いてもらえたことに、癒される思いでした。

改めて、信仰の原点、癒しを感じたようにも思いました。
家に居ても、自分と静かに向き合う時間を大切にしたいと思いました。

家族の話しを聴くときも、今回経験した、ただただ聴く、この姿勢を根底に持って聴きたいと思います。

  
ホテルの部屋から見た、今朝の海です。
日の出の頃です。心が洗われるようでした。

本当に参加して良かったです。

jun


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