連休明け。仕事の再開。階下の会社も今日から動き出しています。7時半ころに支店長のMが出社してくる音が聞こえました。夫は早朝に実家から帰宅して、本日は一日在宅でした。その代わり、三男が午前10時から午後3時まで、就労支援センターに出かけていました。
朝、いつものように朝食をいただき、シャワーを浴びていました。ヒゲを剃ってさっぱりした顔でした。さらに夫の整髪料とスプレー、ワックスなどで髪を整えて・・・久しぶりにパリッとした三男でした。ダイエットも少しずつ効果が出ているようで、普段のジャージではなくてジーンズにお気に入りだったシャツを着ていました。身だしなみに気をつかい、洋服も選ぶようになって、なんだか泣きそうになってしまいました。
会社を退職して、戻ってからの息子の姿は、髪はぼさぼさか坊主で、ヒゲは伸び放題、着る物は、ジャージを一日中着ていました。寝る時もそのままで、一番ひどい時は、入浴も、食事もめちゃくちゃだったのでした。今日の姿、大学生だったころの息子に戻ったみたいに感じました。
嵩張らないように、コンパクトに詰めたお弁当を持って出かけた三男でした。昼食は夫と二人。どうしているかなぁ・・・なんて夫も思っていたようです。夫婦二人、これが当たり前なのだなぁ、としみじみと感じました。
3時に帰宅した三男にお茶を淹れて、二人で少し話しました。若い方から、年配の方まで、15人くらいの方がいらしたそうです。お昼も一緒に食べて、話もしたそうです。グループで意見を発表しあう時間もあり、いろいろな方とかかわるのが、凄く久しぶりで、ちょっとくたびれた、と言っていました。でも、4回まではトライアルで通所できるので、通ってみる、とも言っていました。
私は、時間がかかったけれど、少しずつでも前進しているのが実感できて、本当に嬉しいというか、ホッと力が抜けた気がしました。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい・・・感謝しつつ実感しています。
その後、山田火砂子監督の本「トマトが咲いた」を少し読みました。
本の中から1つ詩を。
夜が怖い
昼間は忘れられる
夜になると考える
我が子の寝顔を見る
泣く・・・ ・・・ ・・・ため息をつきながら
また泣く
涙とはよく続くものだ
夜が怖い
読んでいて、この詩に出会いました。なんだか身につまされて涙が出ました。
こんな辛い夜の経験、誰しもしているのですね。
でも、私は言いたい。息子たちよ、三男よ、泣いた夜もあったけれど、眠れぬ夜もあったけれど、君たちの母で幸せだよ、と。
明日三男は病院。
私も元気出して、自分の努めを果たしましょう。
私の努めは朗らかに、元気に穏やかに暮らしていることですから。
守られますように。