朝から出かけて、大泉学園のゆめりあホールというところで映画を見てきました。
山田火砂子監督の「わたしのかあさんー天使の詩ー」という映画です。
ざっくり言うと、両親が障害者という家庭で育った少女が長じて障害者福祉に携わる、というお話でした。山田監督ご自身のお子さんが重度の障害なのだそうです。
上映前に、監督ご自身が舞台に立たれて、ご挨拶をされました。私はそれがとても印象に残りました。監督は90歳を越えていらっしゃいます。70歳を過ぎてから監督になり、今回の作品で10本目なのだそうです。もしかしたら、とは思っていましたが、監督はクリスチャンなのだそうです。今日の映画の中にも教会と牧師先生が登場していました。3年生になった少女が、自分の親を恥ずかしいと思い、泣き悲しむ姿に聖書の言葉が語られていました。
山田監督の映画はご自身の信仰告白でもあるのだと思い、その生きる姿勢、信仰に深く感動しました。11作目を準備していて、香川豊彦の奥様の話だそうです。
会場の出口でカンパが募られていました。
監督ご自身もよろしくお願いします、と声を上げていました。
パンフレットと本を買って、私もささやかですが協力しました。
弱者の強さ、愛の力。自分の為すべきこと。役目。
そんなことを考えながら帰って来ました。11作目も期待しています。
まだまいろいろなところで上映されるそうです。
見ていただきたいな、と思います。