私は結婚以来、40年以上家計簿をつけています。ずいぶん長い間、婦人の友社の、家計簿を使っていました。当座長と家計簿の2冊を使い、予算管理も費目訳もかなりしっかりやって記帳をしていました。
子どもが産まれた時も、思い切ってマンションを購入した時も、また夫が勤めをやめて独立開業した時も、ずっとこの家計簿の予算生活が我が家の生活を支えていました。自営業で、景気の影響を受けることも多かったですが、私が仕事を辞めて、夫の会社を手伝うという決断が出来たのも、この家計簿があったからだと思っています。
会社の資本金を大きくして、特定建設工事業になるのを目標に、お金を貯めては増資する、そんな繰り返しでした。そして3人の息子たちの大学卒業までの学費!!!今思うと、よくやって来たな、と感じますし、家計簿の道しるべがなければ、無理だったようにも思います。
でも、その友の会の家計簿も、ある時からはパソコンで入力するようになり、そして息子たちの学費が終わった頃からは、あちこちのスマホのアプリを利用したりしていました。ここ何年かは、うきうき家計簿を利用しています。
昨晩、友の会のクラウド家計簿が2か月間お試しで利用できる、というメールが来ていました。2か月無料、ということは来年度の予算設定などもやりやすいし、使い勝手もわかるだろうし、とりあえず使ってみることにしました。でも、うきうきも並行して利用して、最終的に2か月間でどうするのか決めたいと思っています。
家計にもいろいろなステージがあって、今は老後破綻にならないように、賢く堅実にお金を使っていきたいと思っていますが、昔のような予算死守!!みたいな必死さではなくて、ほどほどの緩い予算生活を続けています。
ユニセフと社会鍋は例年通りですが、今年は年末のボランティア活動をされている団体にも少し寄付したいと思います。年末年始、仕事が休みになって、収入が減ってしまう方もいらっしゃるし、役所もお休みで、生活保護や緊急の支援につながりにくい時期なのだそうです。池袋のサンシャインそばの公園では年末年始、NPOが中心になって炊き出しが行われるそうです。
今日の祈祷会では、戦火の中でこの時期を過ごされている方たちのために、そして私たちの身近での生活困窮、ホームレスになってしまう方たちのためにお祈りしました。
お金をどう使うのか、来年も家計簿を道しるべに、有意義に正しくお金と関わっていけますように。