いつものメンバーと今年最後の食事会でした。場所はしゅくりあ。やっぱり最後はしゅくりあで、ご主人にもご挨拶して今年を締めくくりたかったのです。みんな同じ気持ちだったと思います。
それぞれの近況では、私は大きな変化は無くて、長男が年末年始は帰国できなくなった、という事だけ報告しました。
Aさんは兄弟3人で相続した実家を清算することになり、あれこれ動いていたのですが、漸くケリが付き、売却代金の分割も話がまとまって、やれやれ、という表情をしていました。多かれ少なかれ、お金の事では大波小波が立つものなのですね。でも比較的短時間でまとまったのだから良かったのではないか、と思うと同時に、人間の欲とか損得の感情についても考えさせられました。何が得で何が損なのかは、目先の計算だけでは計り知れない物があるようにも思います。でもそう簡単には割り切れないのも人間なのだなぁ、なんて思いました。
Mちゃんは介護しているお母様がいよいよ弱ってきて、ほとんどつきっきりでの介護をしているようでした。今日のように、外で食事ができるの時間が、本当に有難い、と言っていました。一生懸命に介護しても、悪態をつかれることがあり、自分の親だけれどイヤになる時があるし、いつまで続くのか、と考えると眠れない、とも言っていました。ヘルパーさんに入ってもらうとか、とにかく1人での介護は限界のように感じました。みんなで施設に入所してもらうことも検討してはどうか、と話しました。
Uさんはご主人の親ごさんの介護は基本ご主人が担い、彼女のお父様の介護は彼女が担う、ということで落ち着いたようでした。彼女が退職したら、待ってました、とばかりにご主人の親御さんの介護に駆り出され、彼女は疲弊していたのです。
いろいろな道を歩みながらのそれぞれの1年でした。でも月に1度の食事会で、みんな元気をとりもどしていたようにも思います。
今日も、いつもと変わらぬ美味しくて優しいお料理でした。
1月から3月までの日程も決めて、予約させていただきました。
帰りは1人別れて、歩いて帰りました。
大丈夫。最善の結果に行きつきますよ。
ほろ酔いに、風が気持ちよく感じられたお散歩になりました。
さて、夕食を作りましょう。今夜は牡蛎ご飯にするつもりです。