アルルのホテルからポン・デュ・ガールの水道橋を見に行き、さらにカルカソンヌの二重城砦の中世のような街を見学して、アルルに戻る、という移動の長い日でした。
水道橋の説明を聞き、実際に見て、ローマ人の技術力に改めて驚きました。50キロの距離を水勾配を付けて流す巨大な橋で、山をくり抜いたトンネル部分もあるそうです。近年架けられた橋が川の氾濫で流されたそうですが、ローマ時代からの橋はビクともしなかった、と聞いて本当に驚きました。美しい橋でした。
カルカソンヌはランチに名物カスレを食べて、城砦の上をぐるっと歩いてみました。街が眼下に一望出来て時が止まったような感覚でした。
教会については改めて整理してみたいですが、地理、気候に根差した人々の生活があり、領土、富を巡る争いもあり、それが現在へと繋がる歴史や産業になっているのを今更ながら思い知りました。日本でも手に入る名産品も、ヒストリーやその地の風土の中で頂くと、又味わいも深くなるような気がしました。
教会堂は各地にあり、長い間、人々が祈りを捧げてきたのでしょう。荘厳で美しい教会堂を沢山見学出来ました。
さて今日はフランス版新幹線に乗ってみます。