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しゅくりあ、遅刻しそうになりました

2023/09/29 16:54jun
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食事会でした。いつもは美味しいものをたくさんいただくので40分くらいかけて歩いて行くのですが、今日は出がけに目に留まったフェイスブックの記事を読みふけってしまい、気づけば間に合いそうも無くて、行はタクシーを利用しました。

何の記事かと言えば、建築家の内海彩さんのうれしいこと二つ、という記事が目に留まったのです。一つは内海さんの学生時代の思い出がある街での建築工事で地鎮祭が行われた、というものでもう一つは内海さん設計の建物が第一回自由が丘街並み景観賞を受賞した、という記事でした。この賞は10年間で応募300物件の中から8作品が選ばれたそうです。民間のまちづくり団体によって純粋に街の方たちの目線で選ばれた、ということに嬉しさを感じている、と書かれていました。自治体の事業ではないところがミソなのですね。

内海さんとは、10年くらい前に、赤羽の木密地域(防火地域)内で木造4階建てのビルを作るという仕事でご一緒させていただいたのです。国交省から助成金を獲得して、とても先進的な試みでした。オーナーさんは私の高校の先輩です。1階で黒猫書房という子供向けの本屋さんを経営し、2階から上は賃貸の住居になっています。木造の構造体はミサワホームが受け持ちました。そもそもハウスメーカーと私たちのような施工会社がコラボするのも初めてで、いろいろと大変な工事でした。ミサワは南極の昭和基地の建設もしていて、技術力が評価されていたのだと思いますが・・・守秘義務の契約とか、とにかく交わした契約の書類だけでもたいへんなものでした。その設計をしたのが内海さんでした。繊細にして大胆。エレガントで力強い設計。その仕事に感動したのを思い出します。
益々、忙しく活躍されているので、当然だろうな、と思うと同時にすごく嬉しく、また懐かしくもありました。
内海さんは群馬県のご出身で、工事中は夫とも話が弾んでいました。そして学部は違いますが、長男夫婦とは大学が同窓で、なんだかご縁を感じています。
さらにお元気で活躍されることを祈っています。もし何かのチャンスがあれば、赤羽の黒猫書房、一度訪ねて、木造のビルの心地よさを体感していただければ、と思います。



ところで、しゅくりあのお料理はお月見をイメージしたものでした。いつもながら美味しかったです。

  

鱧に焼き松茸。写真はありませんが、梨と栗のサラダも美味でした。ビーツのドレッシングでした。ワインは山形のピノの赤。2017年から寝かしていたものでした。
まろやかでお料理にもよく合うワインでした。

来月の予約をして帰って来ました。

みんな頑張っています。私も今日あることに感謝して、日々元気に暮らしましょう。Life is worth living!!  

jun


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