夫は今日も朝早くに自宅を出て、本日は群馬にお泊りです。恒例の高校同級生とのゴルフ、そして反省会という名の呑み会です。連続3日のゴルフと運転、しかも土曜日にはクライミングに山に行く予定もあるのです。
別に、夫の体力が許す範囲で、夫の経済力の範囲でのことなのだから、私がとやかく言うことも無いのだとは思うけれど、それにしてもこういう予定は、私が絡むもの以外は全て独断で決めてしまうし、相談も無いのです。亭主丈夫で留守でも良いけれど、帰宅した時の食事は絶対に家で、私のつくったものが食べたいらしいし、これってどうなのかしら。イヤになる時が多々あるのです。
夫婦関係の経年劣化。結婚したばかりの頃は、少しでも美味しく食事をつくろうと努力もしたし、週末にはデザートまで手作りしたりしていた自分が、今は少しは外で食べてきて欲しい。デリバリーでも良いじゃないか、と思っているのですから・・・変われば変わるものですね。でも、それはお互い様のような気もします。夫だってあんなに独断ではなかったわけで、社長さんをしているうちに仕事の関係が家庭の中にも入ってきてしまった気がするのです。
昨日一緒にゴルフをした3組の夫婦。それぞれ夫婦仲が悪いわけではないけれど、やっぱりいろいろとトラブルの火だねも抱えているのが現実のようです。
初日の組み合わせは男女に分かれてプレイしたのですが、女子組の会話はそれぞれの夫に対する困りごとやら、今後どうしていくか、なんていう話題が多かったように思いました。
私たち3組の夫婦関係は、まだ良い方なのかもしれないけれど、夫婦平等ではなくて、夫は妻に依存して甘ったれつつ、支配するというか上から目線なんだな、と感じました。些細な事でも意見が違えば、少しくらいは忖度してくれたって良いはずなのに、異を唱えれば機嫌が悪くなってしまうし、めんどうだから従うの、というスタンスは、どこの家も同じなのだと感じました。
経年劣化、物と同じように夫婦関係も劣化が進み、朽ち果ててしまうものなのか、それとも人間なのだから、どこかで歩み寄って更なる劣化を食い止められないものか、考えさせられます。
これから先、出来るものなら仲良く暮らしていきたいと思うけれど、夫はそういう事は考えないのかな? 病期ばかりしてる私に文句を言うわけでも無く、経済的にも恵まれているのに、まさか私がチラとでも不満を持っているなんて考えたこともい無いのだろうか? 不思議な気もするけれど・・・これが高齢夫婦の姿なのかもしれません。
ところで、サラリーマン川柳・・クスッと笑えて妙に共感しますね。