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酷暑の中で

2023/07/10 15:16jun
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午後3時。涼しくした自宅でほっと一息ついています。熱い緑茶を淹れました。暑い日だけれど、良い物です。

朝から夫と三男は教会の自主解体に行きました。夫の信仰に基づく奉仕と、それから三男のための作業なのだということが痛いほどわかります。身体を動かして働くこと、奉仕の精神、何か息子が感じてくれれば、と願っているのは私も同じです。今日はグランドピアノとオルガンを預かり先へと搬出して、後は内部の解体をしているそうです。というのも、あまりの暑さに三男は午前中でギブアップ。帰って来たのです。夫は昼食後も作業をする、と息子は言っていました。暑さに慣れていくしかないけど・・・お父さんは凄い。そんな風に言っていました。

2人の朝食はしっかり食べてもらいました。

豚の角煮を丼にして、温泉卵を添えました。
トマトときゅうりを土佐酢につけて冷やしたもの、それに茄子の糠漬け、おくらとミョウガ、えのきのお味噌汁でした。デザートはヨーグルトとブルーベリー。水出しの冷たい緑茶を飲んでもらいました。
全部平らげて、お弁当と大きな水筒、塩飴や保冷剤などを持って出かけていきました。

私は朝一番でリハビリに行き、ついでに買い物も済ませてきました。
夕食も消化の良い栄養価の高い物をしっかり食べてもらおうと思います。


薬学部のライングループに投稿がありました。

末期がんで、この度緩和ケア病棟に入院するのだけれど、飼っている猫の里親を探している、というのです。猫の写真とともに手術済とかエイズ、白血病陰性とか、こまかな情報が几帳面に書かれていました。猫ちゃんの写真は、きっと愛くるしく映っているのを選んだのでしょう。・・・どんな気持ちで選んだのか・・・

突然の投稿とその内容に驚きましたが、病気療養でラインで交流どころではなかったのかもしれません。猫ちゃんの事も含めて、後を託せるご家族には恵まれなかったのか・・・書かれている言葉の端々に彼女の覚悟が読み取れました。連絡先として名前が挙がっている同窓生、彼女たちが支えているのかもしれません。

最後のその時まで、自分らしく生を全うできますように。彼女のために祈りました。

しかし、終活なんて言って、荷物整理や断捨離しているのとは訳が違います。目前に迫る死を意識しながらの後始末。みごとだなぁ、と思う反面、もっと甘えても良いのに、という気持ちもしました。ホスピスの平均入院期間は30日から45日なのだとか。どうぞ慰めがありますように。

jun


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