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最後の礼拝と引っ越し

2023/07/09 16:24jun
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今日は、現在の教会堂での最後の礼拝でした。
事前に牧師先生が案内状を送られていたので、ずいぶんたくさんの方が来会されていました。引っ越しした方たちや、ご高齢の方たちも、ご家族に付き添ってもらい、今日の礼拝に来てくださっていました。

この礼拝堂で洗礼を受けた方、結婚式を挙げられた方、またご家族を見送られた方など、人生の節目ごとに教会が皆さんと共にあったのだ、ということを感じて胸が一杯になりました。会堂が完成したばかりの頃に歌われていた昔の賛美歌を皆さんと歌いましたが、涙ぐまれている方もいらっしゃいました。

今日の説教はマタイ伝。
全て疲れている人、重荷を負う人に、私のところへ来なさい、と呼び掛けているのです。私が休ませてあげよう。私のくびきは負いやすく、重荷は軽いから・・・という有名な個所からでした。60年近い教会の歩みも、また私たち個人の人生も困難と苦労が無いわけではありません。けれど、どんな時も私たちの首にかけられた木枠(くびき)は一人で引くのではなく、神の負いやすいくびきと共に一緒に重荷を担いで下さる。というのです。重荷は軽くなり、くびきは引きやすい。決して一人で乗り越えていくわけではなく、どんな時にも人生を伴走していただき歩んでいけるのだ、ということが熱く語られました。古い信徒の方たちは、教会の歴史とご自身の人生を重ねて振り返っていらっしゃるようでした。

牧師先生は、この教会から仮の礼拝所に移ることをまるで出エジプトのようです、とおっしゃっていました。新しい教会堂は約束去れている地です。共に歩みましょう、という希望あるメッセージで締めくくられました。

その後、来週からの礼拝に備えて引っ越し作業をしました。
雨に降られることなく、どうにか最低限の移動を終えることができました。

今日は蜂屋さんも来てくださり、現会堂で残す建具や家具などにラベルを貼ったり、一緒に作業もして下さいました。

ようやくここまで来ました。いよいよキックオフ。
完成するまで、自分の役目を果たせますように。


jun


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