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ガウディとサクラダファミリア展

2023/07/06 17:16jun
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今日は朝から夫と仕切り直しの展覧会、ガウディとサクラダファミリア展に行ってきました。開館前に到着したのですが、チケット売り場も入場口も既に行列ができていました。でも、まだ良い方だと思います。これが土日だったり、展覧会の終了が近かったりしたら、とても今日のようにじっくりとは鑑賞できなかったと思います。音声ガイドも借りることができて、夫と二人で3時間近く、じっくりと見ることができました。

ガウディの建築家としての足跡をたどる展示や、設計の流儀、緻密な設計図、模型の製作など、夫は建築にも非常に興味があったようでした。スケッチやインスピレーションを書き留めたノートなども丹念に見ていました。

コンピューターが無い時代に、あの緻密精細な設計をするガウディに私はただただ驚きました。あの造形は、スペインがイスラム教とキリスト教の双方の影響を受けているのだ、という説明もされていました。なるほど、と思いました。

私は、サクラダファミリアの建築にすごく心が打たれました。貧しい人たちのための教会堂、という目的でスタートした建築は、信徒の献金が頼りで、ずっと赤字。スペインの内乱の時には図面も、様々なものも焼けてしまい、建築断念か、という時もあったと説明されていました。 神は急いで完成させることを求めておられない。何世代にもわたり受け継がれ、その時々の人によって変わりながら続いていく・・そんな言葉がありました。日本人の外尾さんという彫刻家の方がこの工事にかかわっていらして、9人の歌う子供の像も展示してありました。

マリアの塔は2021年に完成。観光収入が皆無になってしまったけれど、パンデミックの世界に向けて希望の光をともしたい、と工事が続行されて、完成したのだそうです。その隣にマルコとルカの塔も完成しています。後はマタイとヨハネの塔。これに一番高いイエスの塔が2026年に完成予定なのだと説明されていました。
是非、是非、スペインに行って、この目で見てきたい、と思いました。石の聖書と言われる通り、聖書の出来事が誕生から十字架まで全部彫刻されています。今日、写真やレプリカを見ただけでも感動しました。2026年・・・出かけてみたい!!

  

ミュージアムショップで本を購入して、少し遅めのお昼を食べて帰ることにしました。
結局、池袋に戻ってお昼にしたのですが、ダーリンの提案でスペイン料理になりました。

  

食べかけになってしまいましたがパエリアです。美味しかった。ランチのコースにしたので、二人でグラスワインもいただきました。イベリコ豚のステーキが美味しかったです。ダーリンはワインのおかわりしていました。

濃密な時間でした。満足です。

jun


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