今日はラウンドレッスンでした。雨や落雷の予報も出ていましたが、朝から快晴でした。ホームコースも夏のような青空で、暑かったけれど、風が吹けば涼しさも感じられて、良いゴルフ日和でした。
私たち夫婦にいつものKさんで3人のレッスンでした。
スタート前に、私は二人の友人から声を掛けられました。お二人が家庭の事情を抱えていらっしゃるのを知っていたので、お元気そうで、そして何よりゴルフに来れて、本当に良かったと思いホッとしました。
老親の介護、子供たちは出産だの育児だの。連れ合いの病気や自身の仕事の責任などなど、私のようにお気楽にゴルフに来れる方たちばかりでは無いのです。
ゴルフをしている時間だけが無になれるから、リフレッシュできる、という彼女たちの気持ちは、痛いほどよくわかる気がするのです。
以前のすみれ会の時、コース外の歩道と接していて、ティーイングエリアやフェアウェイがのぞけるホールがあるのですが、そこのフェンス越しに高齢の男性、女性の方たちから声を掛けられたことがありました。
女ばっかりで良い身分だなぁ。父ちゃんは働いているんじゃないのかい?
家のことほっぽってゴルフに入れ込んで、こういう人の娘さんなんて嫁にするもんじゃないわね。しつけなんてろくに出来てないでしょう。
いや、金遣いだけはバッチリ仕込みましたってか。わっはっは・・・みたいな。
失礼極まりないのですが、女性ゴルファーのイメージはそんなものなのか、とびっくりしたりもしたのでした。
男性なら、共働きで、奥さんは仕事して子育てしてるのに、良い身分だなぁ、なんて決して言われないのではないかしら。いくつになっても、女性には女性の役回り、と決めつけられた日常がついてくる。そんな中でゴルフの時間を捻出するのは容易な事ではありません。だからこそ、プレイできるのを心から楽しみ、みんな真摯に取り組んでいるのです。今日会ったお二人も、ラウンドに救われるものがあるのだと思うのです。
ゴルフは男性だけのものではありません。堂々と楽しみ、すみれ会の仲間とともに、ゴルフを道連れに人生を歩ききりましょう。