区の特定検診に行ってきました。昨日の午後8時から禁食です。
今回は初めての医院で検診を受けてみました。先生と直接お話をして、転院の判断もしたいと思ったのです。
私のレントゲン写真を見て、開胸手術をされたのですね、と言われて過去の病歴まで全部話してみました。心臓の大きさや血管の状態など詳しく説明して下さって、私が理解できなかったら、ご自身のレントゲン写真を表示して、違いを細かく説明して下さいました。気になる部分は手術の影響で仕方ない部分だということでした。でも、良くコントロールできている、ということで転院についても、私は前向きに考えたいと思いました。検査機器は・・・必要な時には他の医療機関に廻して下さるでしょう。もう、受け入れて下さるつもりが満々で、持参した投薬履歴とか、手術時の説明書などのコピーも取っていました。近所にかかりつけ医ができそうで、少し安心です。良かったな。
昼食後、アマゾンプライムでなんとなく映画を見ていました。
奥さんと死別したお爺さんの、初恋の女性がアルツハイマーで施設に居るのですが、その施設に潜入して、彼女のために昔のラブレターだの散歩や音楽、お花のプレゼントなど、献身的に尽くして・・・ついに昔恋人同士だった、という事を一時思い出す・・・そんなストーリーでした。
絵空事、と言ってしまえばそれまでの映画です。年老いて認知症になってもあんなに美しいわけもなく、昔の恋人に再会するとか訪ねてくるとかもあり得ませんしね。しかも献身的に。・・・でも私は母が入所していた施設で、献身的に支えあっているご夫婦を何組か目撃しています。
隣同士のお部屋に入居していて、昼間は一緒にレクリエーションに参加したり、屋上庭園をお散歩したり。また別の方は、お二人でピアノの連弾なと゜されていました。人生の後半、二人で過ぎてきた時間をいつくしみながら支えあえるのは、羨ましいな、と思います。
で、本日の映画ですが、私の場合は大学入学時から知っているのですから、心ときめくような会いたい人、というのはお互いに居ないのではないかしら。ロマンチックのかけらも無いけれど、支えあっているのは確かだと思いました。花束の代わりに好きなメロンパン。庭園のお散歩代わりにリハビリの送迎。
現実はこんなものだけれど、改めて有難いな、と思ったりしました。
軽~~い映画でした。年老いても、美しい人は美しく老いる。本日の学びです。
さて、ダーリンの好物の晩御飯を作りましょう。