合宿を終えて帰宅しました。

今回の合宿は私たち夫婦とKさん、それに先生の4人だけのこじんまりしたもので、気心の知れた、仲間内、という感じでした。夕食の時の話題も、お互いの個人的なことも話題になったりしました。

病気をして後遺症が残ってしまっているKさんですが、彼女は、かつてはコンスタントに80代でプレイする腕前だったそうです。身体が動かない、という現実にも腐ることなく、悲観することも無く受け入れてコツコツと練習を続ける姿に大いに刺激を受けました。私は一喜一憂している場合では無いのだ、と改めて思いました。もっと練習して上達したい、そう思いました。

夫と私の二人の姿というのは、周りにはどのように映っているのでしょうか。
私たちの過去はゴルフ仲間は詳しくは知りません。
夕食時の話題で、過去の自分を思い出すと、痛ましく感じてしまう。2度癌にならなければ仕事を辞めることができなかっただろうし、今回死にかけなければ、夫は家庭でもずっと社長さんのままだったと思う、とちょっと話したら、先生から、ご自分の家庭生活についての話がありました。先生もプロゴルファーとして外で頑張って来るから、家庭のことは一切しない、というスタンスだったそうです。今は子育ての時期に何もしなかったことを反省しているのだそうです。だから夫も先生ご自身も、現在は改心しているのだ、と言っていました。さらに、経済的には恵まれているのだから、それだけでもお二人の老後生活は羨ましい、と言い、その礎を作った夫にはもっともっと感謝しても良い、とはっきりとは言いませんでしたが、そんなニュアンスの話しっぷりでした。

過去はどうあれ、今の自分はたいへん恵まれていて、自分自身、幸せだと感じています。それは事実だけれど、先生の語り口があんまりにもステレオタイプの男の言い分のように思えて、ちょっと笑ってしまいました。

昔の夫なら、そうだそうだ、と言ったかもしれませんが・・・夫は先生の言い分に同意はしませんでした。お金は天からの預かり物で、どのように使うかこそが大切だと思うので、今の恵みは二人で天に感謝します。というようなことを言っておりました。


さて、帰宅して家計簿入力や銀行口座の確認をしたら、それぞれの口座から、確定申告の所得税がゴソッと引かれておりました。どのように使うか。先ずは税金でありました。