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ハウスクリーニングと美容室

2023/04/10 16:58jun
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朝、9時からハウスクリーニングの業者さんが3人来てくださって清掃作業をしています。私が倒れて年末の大掃除ができないから、ということでお願いしたのが最初でした。それが2021年。昨年末にやる予定が諸般の事情で年を越し、今日になりました。現役時代から夫は竣工美装などの作業でお願いしていた業者さんで、信頼しています。私も一昨年の作業で、すっかりファンになりました。ほれぼれするような仕上がりで、さすがプロの仕事だ、と感じます。

作業主任の方は、アルバイトで現場に出入りしていた三男の事を覚えていて下さり、息子さんださったのですか。すごく良く仕事をしてくれて、感心していたんですよ。と言って下さいました。本人と廊下で顔をあわせて、お互いに挨拶していました。

なんだ、息子さんだったんだ。
はい、まぁ・・・色々あって半人前以下なんですけれど、時々は父と一緒に現場に出るつもりなので、また宜しくお願いします。
というような会話をしていました。最近引き渡しになった大きな現場の竣工美装の時に息子も一緒に作業したようです。
こうして普通に会話している息子の姿に心が軽くなるようでした。

お昼は皆さんが外に食事に行かれたので三男と二人でした。学生時代の息子に戻ったような姿。最近安定しているように見えたので、かなり思い切って、話したくなければ言わなくても良いけれど、退職することにした理由は何だったの? 人間関係とか仕事のこととかいろいろあると思うけれど、お父さんもお母さんも、あなたの口からはちゃんと聞けてないから、いつかは話して欲しいな、と思っているの。と言ってみました。・・・息子、話してくれました。お昼休みの間、でサラッと終了しましたけれど、聞けて良かったと思いました。
 日を改めてまた書きたいと思いますが、かなり冷静に総括しているようでした。息子の生真面目さ、責任感、それに自分の能力に対する自己評価、それが根底にあるように感じました。でも私の感想などは言いませんでした。話してくれてありがとう。あなたが想像以上に頑張っていたのが良くわかったよ。大変だったんだね。と言いました。そして自分の能力に自信を持っても良いと思うよ、とも言いました。先端技術研究(そういうプロジェクトだったようです)で仕事ができる、と思って配属されたのだと思うよ。とも伝えました。素直にうん、と返事してくれました。


お昼休みが終わり、作業の邪魔にならないように、私は美容室に行きました。三男の部屋は先に掃除して下さって、お昼過ぎから息子の部屋は使えるようになりました。息子に任せて私が外出しても大丈夫、と思ったのです。

美容室で、商店街にあった花屋さんのオーナー女性が自宅のトイレで孤独死されていた、という話を聞きました。天涯孤独なの、と言っていた彼女。時々お店を閉めて旅行に出かけていた彼女。シャッターが閉まっていても、旅行かな?と思っていたのに、亡くなっていたとは。すごくショックを受けました。美容室の先生も一人暮らし。私も孤独死になるのかなぁ、落ち込む、なんて話していました。

帰り道、花屋さんの前を通って、どうぞ安らかに、と心の中でお祈りしました。

終わりのその時まで、前向きに出来ることを精一杯楽しみながら生きるのみ。
どのような終わりの時が来るのかは、だれにもわからないのですから。





jun


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