今日は水曜日。祈祷会の日です。歩いて教会まで行ったのですが、途中の学校では卒業式が行われていました。この学校は、長男がしばらく特進クラスのチューターとしてアルバイトをしていた学校でした。当時のことをちょっと思い出したりしました。息子は結局、勉強は一人でするものだ、とか、何がわからないのか理解できない、というようなことで、チューターは自分には不向きと思ったようでした。1年は続かなかったように記憶しています。その後は飲食店でバイトをしていました。次男も飲食店。三男は遊戯施設の機械メンテナンスをやっていました。3人ともアルバイトでお金を貯めては友達と旅行したり、好きな楽器や欲しいものを買ったりして、学生時代を楽しんでいたように思います。この3年間、コロナの中での学生生活は、ちょっと可哀そうな気がします。・・・ポストコロナなのかウィズコロナなのかは良くわかりませんが、状況に応じて充実した学生生活が送れるように、と願ってやみません。
息子たちにとって学生時代はどんな意味を持つのか。
自分の経験上、無駄や無意味と思われる時間も、回り道や寄り道と思われる事も、必ず長い人生の中で利いてくるものだと思うのです。
彼らももっと年を重ねれば、きっとその意味を感じると思います。
かけがえのない時間。焦らずに歩んでもらいたいです。
私たち夫婦は、小中高大と、3人の息子たちの入学と卒業には必ず揃って出席していました。
さすがに大学院の時には出席しませんでしたが、親としてのはなむけ、祝福の気持ちを込めて大切にしてきた行事でした。息子と写真を撮り、お赤飯を用意したのも懐かしいです。恥ずかしいのか、写真を撮るのは、早くして、とかもういいでしょ、なんて言っていました。あっという間に時間は過ぎてしまいました。もう学校行事も無いし、お赤飯を炊くこともめっきりなくなりました。
今日の卒業式だった方たち、そして我が息子たちへ
ジョブズのスタンフォード大学での式辞
Stay hungry, stay foolish
この言葉を贈りたいです。
そしてbe ambitious!
卒業おめでとうございます。