今回食事について感じたことは、みんな食べる量も、飲む量も減ったなぁ、ということでした。引っ越したTさんのご主人が、皆さんでどうぞ、と差し入れて下さったワインも、夜お部屋で話しながらいただこう、と言っていたのに、せっかくだから、とお味見させていただいただけでした。フルボディーのしっかりした赤。とても美味しいワインでしたが、お味見で終了。宿の夕食も、最後の食事はやっぱりギブアップ。一口お味見しただけでした。もったいなかったし、残してしまって御免なさい。
ティーラウンジで、ワインの飲み比べをさせていただけるのですが、それも良いなぁ、と思いました。地場の小規模なワイナリーもグレードが高いように感じました。価格もリーズナブルだし我が家のテーブルワインにしたいように感じました。今度は夫と訪れたいホテルになりました。
食前酒に出された貴陽というすももでで作られたお酒も、すごくまろやかでやさしい甘さの美味しいお酒でした。貴陽は地元でもなかなか入手できない貴重なすももだそうです。シーズンになったら、ぜひすももを食べに来たいな。
ゆ~っくりと温泉に浸かり、露天でぼんやりして、美味しいものをいただいて、本当にのんびりとした旅でした。
遅めにチェックアウトして、梅まつりが開かれている梅園を散策しました。一番高いところまで登って、展望台から南アルプスの山々を眺めました。甲斐駒ヶ岳、鳳凰3山、荒川岳、間ノ岳・・・もちろん富士山も見えました。全部、歩いたことのある山々で、我がことながら信じられない様な気持ちでした。学生時代から40年以上過ぎて、つわものどもが夢のあと、なんてことをしみじみ感じてしまいました。年とって、山を眺める気持ちもかわりました。
それから女子会ならではのお楽しみ、大きなパフェを食べて帰って来ました。
土日には売り切れてしまうほどの人気だそうです。そこでしか食べられない苺。無くなってしまったら終了なのだそうです。果樹農園が、農園の中で営業しているお店で、遠路はるばる訪ねていきましたが、それだの価値あるとっても美味しいパフェでした。
こんな幸せな時間が持てるのも生きていればこそ。いろいろ気にかけてくれる友にも感謝しました。本当にありがとうございます。