蜂屋さんと川村さんが礼拝に来てくださって、拡大運営委員会でした。
完成している実施設計図の一部を持ってきてくださって、概略の説明がありました。
今日の図面に、構造図・電気図・設備図・平面図・立面図・断面図・矩計・建具表・仕上げ表・設備表・配置図・求積図・日影などなどが加わるのですから、相当なボリュームになるのです。今日は皆さんに関係ある図面をセレクトしてきてくださったようでした。
実施設計図が完成したら、教会員の皆さんにどう説明するか、ということも話題でした。見ても素人はわからない。こんなにたくさん図面はいらないんじゃないか・・・というような意見が、会堂委員からも出てくるのが現実です。でも、図面は全部が必要不可欠のものばかりですし、図面を理解するように努めるべきなのだと思います。
いろいろ話し合って、実施設計図一式が完成したら、会堂に置いておき、皆さんに見てもらう。その後蜂屋さんから皆さんへプレゼンをする。さらにその図面は教会に置いておくので、新たな疑問などがあれば、夫が説明する・・・ということになりました。
ハウスメーカーの家づくりのイメージで捉えれば、設計者がどれほど膨大な仕事をしているのか、理解できない部分があって当然だと思います。でも蜂屋さんの設計料が高い、なんて思ってほしくは無いのです。すべてをご理解いただくのは難しいかもしれないけれど、その仕事の片りんは、皆さんに説明し、感じ取ってもらいたい、と思います。
施工業者も決まってはいないけれど、蜂屋さんと夫は相談したり、検討したりを一緒にやっています。こうした方が合理的に工事ができる、という作る側からの視点は工期や予算の上からも有意義だと思うのです。これは蜂屋さんの夫やわが社に対する信頼なのだと思うのですが、そういう関係も、談合みたいに取られかねない危惧もあると思うのです。でもそんなことは気にしていられません。どのように思われようとも、ベストを尽くすのみです。
牧師先生や委員の皆さんには理解していただけるようになったと感じています。出過ぎずに、先走らず、必要な時に必要な働きができるように、と謙虚に祈りつつ進めたいです。夫とともにそんなことを話しながら帰宅しました。
とにかく進んでいます。竣工までの道のりが守られますように。
実施図面を見て、私はウキウキでした。トラス構造で柱がない会堂は天井が高く、美しいと思います。光の入り方も想像できます。ステンドグラスは予算の関係で無理かもしれないけれど、蜂屋さんが色のニュアンスがあるレースのカーテンを提案して下さって、それもステキだな、と思えます。夫もご機嫌。良い設計だなぁ、としみじみ言っています。
久しぶりに、仕事のわくわく感、緊張感、そして実際の責任がよみがえっています。皆さんとがんばりましょう。ここまで来ましたね。