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卒業祝い

2023/01/22 16:51jun
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礼拝のあと、Mちゃんと食事に行きました。
4年間の学生生活を終えて、地元に帰り、地方公務員として社会人のスタートを切るのです。大学在学中の4年間のうち、3年間はコロナでとても制約のある学生生活だったと思います。でも、元気に頑張り通して無事に卒業です。本当に嬉しいし、彼女の頑張りをたたえたいです。

私は時々Mちゃんにお弁当やお菓子、果物などを差し入れていましたけれど、今日のお祝い食事会でそれも最後になりました。お店はしゅくりあさん。こういうお店は初めて、と少し緊張していたみたいだけれど、だんだんに慣れてきて、話も弾み、全部、美味しい、と平らげてくれました。

私がMちゃんを気にするのは訳があります。夫と私の山岳部の後輩が何年か前に樹海で命を絶ってしまったのです。その時、山に行く約束をしていたのにすっぽかした彼。それまでの付き合いから、すっぽかしはかなり違和感があったのだけれど、私たちは連絡することも無くて、研究室が忙しいのかな?くらいに考えていたのです。

また三男が病んでしまった、という経験もしました。

後輩は大学院への進学も決まっていました。卒業研究の発表会の直後に失踪してしまったのです。教授にも、研究室の人にも相談できる人はいなかったのでした。希薄な人間関係だったのかもしれません。

三男も職場と寮の往復で、何か困った時に相談できるような人間関係が広がらなかったのかもしれない、と私は想像しています。

後輩と我が息子の経験からMちゃんがとても気にかかったのです。親元を離れて一人で生活するとき、何か困難があったら気軽に頼れる、甘えられる、そんな存在になれるように、と思ってきました。お弁当でもお菓子でも手渡して、ちょっと雑談をする。それだけでしたが、私が気にかけて、いつも祈っているよ、というのは伝わったと思います。コロナ禍で、教会でも人間関係が希薄になることがあったのですから、Mちゃん本当に良く頑張ったと思います。

卒業おめでとう!!
これからの人生にたくさんの幸せ、恵み、導きがありますように。

jun


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