夕べは、夫と外で食事をしました。そんな日の私は、帰宅、速攻ベッド、というパターン。もう外食の日に、その日の日記を書くことは無理のようです。
お酒、弱くなったものです。
昨日は丸の内で、教会の知り合いが個展をしていて、それを見に行ったのです。
心を動かされる作品が何点かあり、短時間だけれど充実した濃密な時間でした。気に入った作品は、買えるような価格ではなく、でもポストカードになっていたので、それを購入してきました。それだけでも大喜び。嬉しいな。写真たてに入れて飾るつもりです。
その後、夫が予約している、というお店に移動しました。銀座にある群馬県のアンテナショップで、その上がレストランになっていました。
夫が先日、高校の東京同窓会に出席した時に、このアンテナショップやレストランのことをお聞きして、一度行こうと思っていたそうです。生憎後輩のかたは、昨日は県庁で仕事があって、いらっしゃいませんでしたが、話を通しておいて下さったようでした。名前が鶴というレストランなので、どうして鶴と言う名前なのかお尋ねしたら、夫も含めて皆さんほぼ同時に「鶴舞う形の群馬県」と声が出たので驚きました。上毛かるたで、みんな暗記しているそうです。そういえば、上毛かるたは小学校では必修科目?だと聞いたような気もしましたが・・・それにしても、年配のおじさんが声をそろえて鶴舞う形の群馬県、とは・・・上毛かるた、恐るべしです。
スマホを忘れて写真を撮れなかったのですが、お料理もワインもグレードが高かったと思います。お値段は銀座価格より少しだけリーズナブル、という感じですが、お勧めです。
最初にだされた、茶碗蒸しは鰹のお出しではなくて、オックステールスープがベースになったものでした。プルンとした卵の上にジュレが載っていて、その中に真っ赤な京人参を群馬県の鶴の形に型抜きしたものがとじこめられていました。オシャレでとても美味しかったです。
もう一品印象にのこったのは椀物でした。下仁田ネギとマグロが葱鮪仕立てになっているのですが、ちょっと焼いてあった葱が本当に美味しかったです。お出しも鰹節ではなくて鮪節でとったものだそうです。鮪節って初めてかもしれません。鮪の味わいが濃厚で、かつスッキリとした味わいで、これもホッとするお味で美味しかったです。
メインの上州牛のしゃぶしゃぶは、言わずもがな。ソムリエさんが選んで下さったワインと共に至福の味わいでした。
上州牛のサーロインを茶碗蒸しのベースにもなっていたオックステールスープにくぐらせていただくのです。このスープ、10種類以上の野菜を入れて、12時間以上かけてとった琥珀色の透明なオックステールスープでした。美味しいとしか表現できないけれど、絶品でした。このしゃぶしゃぶはスープを沸騰させないで、70度くらいを保って調理するものでした。群馬産の美味しい野菜やキノコ、葛切りなど、係の方がベストタイミングでお肉と一緒に取り分けて下さるのですが、お肉のうま味が更にアップしたような気がしました。低温調理ってとても美味しくなる調理方法なのですね。気が動きました。
最後のデザートまで堪能して、ゴージャスな銀座のイルミネイションを楽しみながら有楽町まで歩きました。今年も終わるのだなあ、としみじみ。
ダーリン、有難うございました。今度はもっと早い時間に行って、ショップでお買い物もしましょうね。
さて本日、次男がマンションの残り工事をしているとかで、朝から我が家で仕事をしいます。
夕食は4人。熱々のグラタンにしようかな。これから買い物に行ってきましょう。