夫と共に諏訪に出かけてきました。御柱の時以来です。春の褒章で受賞したそうですが、コロナの事もあり、お祝いは延期されて、漸く今日、開催されたのだ、という事でした。
どちらかと言えば、私も従兄もリベラルな考えに近いと思っています。天皇からご褒美に勲章をいただかなくても,その人の価値は何にも変わらない・・・くらいの気持ちでいましたが、人生の夕暮れ時に、今までの長い歩みの中でかかわりのあった人たちから、祝福とエールを送られるのは、本当に幸せな事なのだろうな、と思いました。ひな壇に夫婦二人で並んだ姿を目の当たりにして、それだけでいろいろな事を乗り越えての今日なのだ、としみじみ思えて感動しました。
懐かしい人たちにも会うことが出来ました。従兄は我が家から六年間通学していたのですが、同じ諏訪の高校から進学して都内に下宿していた親友が二人居たのです。当時我が両親はよくその二人を食事に呼んでいました。父とも一緒に家族みたいに晩酌しながらご飯を食べて、テレビを見たり、宿題を教えてもらったり、そして酔っぱらって泊っていく・・・朝ごはんも一緒に食べた記憶があります。従兄の友達が来ていると私も弟も嬉しかったのです。ちょっとだけ御馳走だったし、遊んでもらえたし・・・今日その時の同級生お二人に再会しました。五十年ぶりくらいで懐かしさMAXでした。夫を紹介して、写真を撮ってもらいました。
宴会も盛り上がり、諏訪ならではの、御柱の木槍とラッパ隊が登場しました。歯科医師会の先生方でした。有り難いことです。そして現院長の従兄の長男が父親に渾身のエールを送りました。お兄ちゃんがウルッとしている姿を見て私も感動しました。さぞ嬉しい事でしょう。
とても良い会に出席させていただきました。皆さんから親しみを持って愛されている街の歯医者さんなのですね。お招き頂いて有難うございました。今日は参加できなかったけれど、明日我が家に来る弟にも今日の写真やビデオを見せようと思います。
どうぞこれからも元気で居て下さい。