ここ何日か、三男は夫の手伝いに現場に仕事に行っています。
小さい時からの息子を知っている、元わが社の社員の人たちも居る現場です。
事情を理解してもらえている、ということが果たして良いのかどうなのか、とても悩ましかったのですが、今回は本人が言いだしたのですから、仕事をさせて見ることにしたのです。
朝7時に夫と共に出かけ、朝礼に主席して、作業開始です。現場では、元社員の皆や、顔見知りの職方さんたちにも、自分からご挨拶していたそうです。初日こそお弁当を夫と二人で食べたということでしたが、すぐに中国から働きに来ている、息子と同年配の人と友達になり、その方と、一緒にお昼を食べるようになったと聞きました。翌日の作業予定や資材搬入の予定、入場者の報告などもきちんと出来て、他の工区と調整が必要かもしれない、というような事にも気が回っていたよ、と夫から聞いて、すごく嬉しく思いました。
今日、夫は息子一人で行かせていました。
さっき、美味しかった、とお弁当も平らげて帰ってきました。日報を夫に提出して、口頭でも報告していました。明日は夫と墨出しという作業の確認だということで、メモを取りながら質問などして指示を聞いていました。
焦らずに、少しずつでも仕事ができるようになって行って欲しいと心から願います。
空のお弁当箱を洗いながら、なんだか涙が出ちゃいました。
それを見て、夫からは、あんまり一喜一憂するんじゃない、と言われましたが、夫も少しだけホッとした顔をしていました。
今日の夜、夫は宴席がありさっき出かけて行きました。
・・・という事は、三男と二人の晩御飯です。お好み焼きでもしてみようかな、と思っています。タコ焼きやお好み焼きなどを夕食にするのを、夫は好みません。だから今日はチャンスなのです。・・・息子と二人で話ができると嬉しいな。
三男が、時間がかかっても元気を取り戻してくれますように。
そのために、夫と私が正しくかかわっていけますように。
人として、親として、成長していけますように。