夫の東京同窓会では、懇親会の前に、毎回同窓生の方の講演があります。
今回は某テレビ局のアメリカ総支局長をされていた方だったそうです。
帰宅して話してくれましたが、すごく興味深い内容でした。
アメリカの政府機関、財務、外交などを担う人たちは50年先の世界と自国の姿を見据えて仕事をしていて、中国でも30年くらいのスパンで考えているのだそうです。
日本は目先の事で手一杯。良くて2,3年だという印象を持たれているようでした。
安倍政権時代に政治主導と言い権力集中があらゆる面で進んでしまい、その弊害で、心ある優秀な官僚は皆辞めてしまっている現実があるそうです。
大学も独立行政法人化され、予算で締め上げて、自由な研究がやりにくくなり、こちらからも有能な研究者、若者はどんどん日本を離れていく、これが今の姿だ、という話だったそうです。真・善・美の追求は自由であればこそ、なのだと強く同意します。お上の息がかかった研究や学者だけでは大学と言えるのか。学術会議の人選にお上が口出ししたことも記憶に新しいと思います。安倍政治の目指す日本、美しい国なんて言う言葉があったけれど、結局は今の格差や衰退の元凶ではないか。そして人口も減少し続けている今、日本はさらに低迷していくのでは、と話されたそうです。
激しく同感です。夫も非常に興味深くinteresting、面白かったと言っていました。
あらゆる面で規制する中では、人は育たないです。人材こそが国の未来を担う原動力です。自主、自立。自ら考えて行動できる人が育つためには、自由であることが絶対条件だと確信します。
安倍氏の国葬に使ったお金は税金。もっと他にお金を使って欲しかった、と思うのは私だけでしょうか。
オチ
ある落語家さんの話です。
安倍さんの国葬は私たち一人一人の税金でやったんですよ。そしたら、香典返しくらいもらいたいですよねえ。あっでも阿部のマスクは嫌ですよ。
大受けして爆笑だったということです。座布団1枚!!