今日は、朝一番、開店と同時にデパートに行き、買い物をしました。ちょっと気のはる先様への贈答品を買いに行ったのです。
用向きと、だいたいの予算を伝えて、一緒に相談にのっていただきました。栗や紫いもなど、季節の素材を使った日持ちする和菓子を詰め合わせてもらいました。そのお店の店長、というバッチをしていた女性はまだお若い方でしたけれど、商品知識も豊富でとても気持ちの良い対応をしてくれました。掛け紙の文字も達筆で、安心感がありました。ついでに、贈答品に選んだお菓子をいくつか自宅用に買って帰りました。昼食後に食べてみたのですが、間違いの無い美味しさでした。先様の心に届きますように。
デパートで贈答品を選ぶのは、昔からずいぶんと助けられています。仕事をしていた時は、取引先への手土産とかお詫びもあったし、建物の竣工祝いとか盆暮れなどなど、本当に沢山買い物していたな、と思います。外商の担当者の方にずいぶん助けていただきました。
個人的に忘れられないのは、義父の誕生日のプレゼントを選んだ時でした。夫と相談して、辛口の日本酒を贈ることにして、私が買いに行ったのです。選んだのは鬼殺しと言う名前で予算はオーバーしていたけれど、箱に入っていて、美味しいだろうな、と思い奮発したのでした。会計のところでプレゼント用に包装して下さい、と頼んだら、この時は、奥から年配の男性が出てきて、用向きを聞かれました。義父の誕生祝、と答えたところ、その男性は、お誕生日のお祝いに、鬼殺しなんていう名前のお酒はふさわしくない、と教えてくれました。一緒にお酒を選んでくれて、綺麗に箱に入れて包装してくれました。これなら大丈夫、と言われたプレゼントはとっても喜んでもらえたのでした。
予算内でおさまるように選んで下さったのも忘れられません。
ちょっとだけ昔を思い出した、今日の買い物でした。
しかし・・・誕生祝いに鬼殺しを選んでいた私・・・無知って怖い。それ以後は名前にも気をつけるようになりました。